解説書 Vol.1
本装置でIPv6マルチキャストパケットを中継する場合には次の点に注意してください。
- 本装置は,最初のIPv6マルチキャストパケット受信でIPv6マルチキャスト通信を行うためのIPv6マルチキャストルーティングエントリを作成します。エントリを作成するまでの間ソフトウェアでIPv6マルチキャストパケットを中継するため,一時的にパケットをロスする場合があります。
- 本装置は,二重化装置による運用で現用系から待機系に切り替わる場合やrestart ipv6-multicastコマンド実行によるIPv6マルチキャストルーティングプログラムの再起動を行う場合は,IPv6マルチキャストルーティング情報を再学習するまでIPv6マルチキャスト通信が停止するので注意してください。
- ユニキャストのスタティック経路を設定したポイント-ポイント型の回線を使用して,IPv6マルチキャスト通信を行う場合は,接続先アドレスを明示的に指定(ゲートウェイ指定)してください。
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