解説書 Vol.1

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14.4.3 NDP

本装置が送信するNDPフレームのフォーマット,および設定値はRFC2461に従います。

<この項の構成>
(1) ProxyNDP
(2) NDPエントリの削除条件
(3) スタティックNDP情報の設定
(4) NDP情報の参照

(1) ProxyNDP

本装置はイーサネットに接続するすべてのインタフェースでProxyNDPを動作させることができます。動作させるかどうかは構成定義情報で設定します。本装置は次の条件をすべて満たすNDP近隣要求メッセージを受信した場合に,宛先プロトコルアドレスの代理としてNDP近隣広告メッセージを送信します。

(2) NDPエントリの削除条件

次の条件のどれかを満たす場合,該当するNDPエントリを削除します。ただし,構成定義情報で定義されたスタティックNDPエントリは削除しません。

(3) スタティックNDP情報の設定

NDPプロトコルを持たない製品を接続するために,イーサネットおよびギガビット・イーサネットのMACアドレスとIPv6アドレスの対応(スタティックNDP情報)を構成定義情報で設定できます。

(4) NDP情報の参照

運用端末からコマンドでNDP情報が参照できます。NDP情報から該当するインタフェースのIPv6アドレスとMACアドレスの対応がわかります。

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