解説書 Vol.1
本装置でアドレスを付与する単位をインタフェースと呼びます。最も基本的な接続形態では,一つの物理回線に対して一つのインタフェースを設定します。また,本装置はATMのポイント−ポイント接続およびPVCグループ接続といった一つの物理回線に対して複数のインタフェースを設定することで,ネットワークを論理的な複数のネットワークとして扱うことができます。また,IPv6では一つのインタフェースに複数のIPv6アドレスを設定することができ,IPv6アドレスを設定したインタフェースには自動的にIPv6リンクローカルアドレスが付与されます。ただし,リンクローカルアドレスを構成定義情報で設定した場合を除きます。ネットワークへの接続形態については,「7.1.3 IPアドレス付与単位」を参照してください。
IPv6アドレス設定時のネットワークへの接続形態を次の表に示します。
表14-3 IPv6アドレス設定時のネットワークへの接続形態
メディア種別 ネットワークへの接続形態 デフォルト値 ブロードキャスト型 ポイント−ポイント型 イーサネット ○ − − 専用線 − ○ − フレームリレー × × ブロードキャスト型 ISDN × ○ ブロードキャスト型 ATM × ○ ブロードキャスト型 トンネル − ○ − (凡例) ○:サポートする ×:サポートしない −:該当しない
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