解説書 Vol.1

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14.2.6 IPv6アドレス付与単位

本装置でアドレスを付与する単位をインタフェースと呼びます。最も基本的な接続形態では,一つの物理回線に対して一つのインタフェースを設定します。また,本装置はATMのポイント−ポイント接続およびPVCグループ接続といった一つの物理回線に対して複数のインタフェースを設定することで,ネットワークを論理的な複数のネットワークとして扱うことができます。また,IPv6では一つのインタフェースに複数のIPv6アドレスを設定することができ,IPv6アドレスを設定したインタフェースには自動的にIPv6リンクローカルアドレスが付与されます。ただし,リンクローカルアドレスを構成定義情報で設定した場合を除きます。ネットワークへの接続形態については,「7.1.3 IPアドレス付与単位」を参照してください。

IPv6アドレス設定時のネットワークへの接続形態を次の表に示します。

表14-3 IPv6アドレス設定時のネットワークへの接続形態

メディア種別 ネットワークへの接続形態 デフォルト値
ブロードキャスト型 ポイント−ポイント型
イーサネット
専用線
フレームリレー × × ブロードキャスト型
ISDN × ブロードキャスト型
ATM × ブロードキャスト型
トンネル

(凡例) ○:サポートする ×:サポートしない −:該当しない


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