解説書 Vol.1
- <この項の構成>
- (1) NAT使用時のフィルタ・QoS機能の動作
- (2) NAT使用時のフィルタ・QoS機能との動作順序
フィルタリング,NATおよびQoS定義を行った場合の各機能の動作について次の表に示します。なお,フィルタリングとQoSの出力優先度の決定については「9.4.2 フィルタリング制御使用時の注意事項」を参照してください。
表9-28 NAT使用時のフィルタ・QoS機能の動作
フレーム受信
インタフェースフレーム送信
インタフェース※フィルタ定義 QoS定義 Inbound Outbound Inbound Outbound プライベート プライベート ○ ○ ○ ○ インターネット ○ ○ × ○ グローバル ○ ○ ○ ○ インターネット プライベート ○ ○ × ○ グローバル ○ ○ ○ ○ グローバル プライベート ○ ○ ○ ○ インターネット ○ ○ ○ ○ グローバル ○ ○ ○ ○
- (凡例)
- ○:動作できる
- ×:動作できない(構成定義情報で定義しても有効にならない)
- 注※ プライベート :ローカルネットワーク回線(プライベートIPアドレス)
- インターネット:ISP回線
- グローバル :ローカルネットワーク回線(グローバルIPアドレス)
「表9-28 NAT使用時のフィルタ・QoS機能の動作」で動作項目の設定時の動作順序を次の図に示します。
図9-41 動作項目の設定時の動作順序
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