解説書 Vol.2

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8.4.3 構成定義情報の運用方法

構成定義情報の運用方法を次の図に示します。

図8-3 構成定義情報の運用方法

[図データ]

MC故障に備えてリモート端末に構成定義情報ファイルのバックアップを取ることをお勧めします。本装置はMC1枚でも運用できますが,運用中にMCが故障した場合には,リモート装置にアクセスするための構成定義情報の設定,バックアップ構成定義情報ファイルの転送などに時間がかかり,迅速に復旧できません。迅速に復旧させるためにMCは2枚で運用することをお勧めします。

MCを2枚で運用した場合,構成定義情報を編集したあとに必ず運用コマンドのcopy mcコマンドを使用して,現用スロットから予備スロットにコピーすることをお勧めします。これは,本装置はMC故障時にブートするMCを自動的に切り替えることができますが,現用スロットの構成定義情報ファイルより予備スロットの構成定義情報ファイルが古い場合には,故障後に古い構成定義情報に従って運用するためです。

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