解説書 Vol.2
本装置は通信ポート中継機能の動作条件などを構成定義情報としてテキストファイル形式でMCに記憶します。構成定義情報には次に示すファイルの種類があります。
- 現用構成定義情報ファイル
本装置の立ち上げ時に使用し,その構成定義情報に従って運用されます。
- 予備構成定義情報ファイル
現用構成定義情報ファイルのコピーまたは将来のネットワークの変更に備えた編集用構成定義情報として利用します。
予備構成定義情報ファイルはMCの中に複数記憶できますが,MCの残容量によって記憶できる量が変わります。予備構成定義情報ファイルを作成する前に運用コマンドのshow mcコマンドを使用してMCの残容量を確認してください。
- 一時保存構成定義情報ファイル
運用中に構成定義を変更してMCに格納した場合に,編集前の現用構成定義情報ファイルを一時保存したファイルです。
本装置の電源投入時,現用構成定義情報ファイルが正しく読み出せない場合は,一時保存構成定義情報ファイルで運用を開始します。
Copyright (c)2005 ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.