解説書 Vol.2
本装置では,MIB-II Trap,GBP Trap,RMON Trap,プライベートTrapの4種類をサポートしています。本装置がマネージャにトラップを通知するためには,構成定義コマンドでトラップを受信するSNMPマネージャのコミュニティ名,IPアドレスおよび受信するトラップのレベル(標準トラップだけか,プライベートTrapを含むか)を登録する必要があります。また,MIB-II Trapは使用している機能に関係なく,常に有効です。ほかのトラップは,機能を有効にすることでトラップが発行されます。
本装置が通知するトラップを次の表に示します。
表6-3 本装置が通知するトラップ
トラップ種別 イベント通知概要 MIB-II Trap
- 装置が起動しました。
- 装置の構成変化を検出しました。
- 回線のリンクダウンを検出しました。
- 回線のリンクダウンの回復を検出しました。
- 不正なSNMPマネージャからのアクセスを検出しました。
BGP Trap
- BGPリンク確立を検出しました。
- BGPリンク断を検出しました。
RMON Trap
- 特定のMIBの値が上方閾値超えを検出しました。
- 特定のMIBの値が下方閾値下回りを検出しました。
プライベートTrap
- システム障害または警告メッセージの出力を検出しました。
- 待機系RMの状態変化を検出しました。
各トラップの詳細についてはマニュアル「MIBレファレンス 4. サポートMIBトラップ」を参照してください。
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