解説書 Vol.2

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4.5.1 インタフェースのブリッジ動作モード

本装置はインタフェースごとにブリッジ機能を有効にするか無効にするか,スパニングツリー・アルゴリズムを実行するか実行しないかを指定できます。各インタフェースのブリッジ動作モードには次の3種類があります。

これらのブリッジ動作モードはインタフェースごとに独立して設定できます。ブリッジインタフェースの動作モード設定例を次の図に示します。

図4-9 ブリッジインタフェースの動作モード設定例

[図データ]

この図では,イーサネット側は並列ブリッジ接続としスパニングツリー・アルゴリズムを実行してネットワーク障害に対処します。WAN側で並列ブリッジ接続がないネットワーク構成では,スパニングツリー・アルゴリズムを実行しません。これによって余分なBPDUがWAN上に送信されません。また,IPフレームだけを流してほかの上位プロトコルのフレームを流したくないネットワーク側はブリッジインタフェースを定義しないか,または「Not Bridge」(デフォルトはNot Bridge)を設定しておけば,このインタフェースでIPルーティングだけを行います。

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