解説書 Vol.2

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1.8.5 最低帯域保証(kbit/s指定)

送信帯域の最低保証を行う機能です。キューごとに指定された帯域分だけを送信します。ただし,回線の帯域が空いていれば,空いている帯域も使用して送信します。帯域はkbit/s単位で指定します。

最低帯域保証(kbit/s指定)を指定したインタフェースでは,フロー制御で優先度指定機能によって出力優先度を決定した場合だけ,最低帯域保証(kbit/s指定)機能が実行できます。フロー制御でDSCP書き換え指定または入力パケットDSCP値指定によって出力優先度の決定を行った場合は,最低帯域保証(kpbs指定)機能は実行できません。最低帯域保証(kbit/s指定)とフロー制御の出力優先度決定の関係を次の表に示します。

表1-11 最低帯域保証kbit/sと指定フロー制御の出力優先度決定の関係

フロー制御での優先度決定方法 最低帯域保証kbit/s指定機能の実行
出力優先度指定
DSCP書き換え指定
入力パケットDSCP値指定

(凡例) ○:実行できる −:実行できない


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