運用ガイド
本装置のMCは,予備MCだけ装置の動作中に抜き差しができます。本装置の動作中に予備MCの抜き差しを行う場合は次の点にご注意ください。
また,誤って本装置の動作中に現用MCの抜き差しを行ってしまった場合は,電源OFF/ONを実行して本装置を再起動してください。
- <この節の構成>
- (1) MCアクセス中のLEDが消灯していること
- (2) より安全にMCの抜き差しを行うためには
- (3) MC抜き差し後に注意すること
- (4) MC挿入時の注意事項
(1) MCアクセス中のLEDが消灯していること
カードスロットごとにMCアクセスを示すLEDがあります。MCを抜き差しする場合は,LEDが消灯している(MCにアクセスしていない)ことを確認してください。LEDが点灯しているとき(MCアクセス中)に抜き差しを行うとMCを破損する恐れがあります。
(2) より安全にMCの抜き差しを行うためには
本装置にはMCのアクセスを禁止するコマンドがあります。MCアクセス禁止コマンドを実行すると,MCアクセス禁止解除コマンドを実行するまでは,本装置はMCにはアクセスしません(MCアクセス禁止コマンド実行後は,いったんLEDが消灯していることを確認してください)。コマンドの詳細は,「運用コマンドレファレンス Vol.1 set mc disable」の解説を参照してください。
(3) MC抜き差し後に注意すること
コマンド操作を行っているディレクトリが予備MC上(例:/secondaryMC/usr/home/operator)の場合,コマンドが実行できなくなる場合があります。cdコマンドでホームディレクトリ(例:/primaryMC/usr/home/operator)に移動してからコマンドを再実行してください。
(4) MC挿入時の注意事項
MCを予備スロットへ挿入したあと,show mcコマンドを使用して,挿入したMCが認識されていることを確認してください。show mcコマンドを実行し,該当する予備MCのサイズが0バイトと表示されている場合は予備MCが正常にマウントされていません。この場合は,10秒ほど経過した後に再度確認してください。再度確認しても挿入したMCが認識されていない場合にはset mc disableコマンド実行後,MCを抜き,再挿入してください。
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