運用ガイド
本装置のIPv4マルチキャストルーティング情報でDVMRP機能を設定した場合の確認内容には次のものがあります。
- <この項の構成>
- (1) インタフェース情報
- (2) 隣接情報
- (3) 送信元ルート情報
(1) インタフェース情報
show ip dvmrp interfaceを実行し,次のことを確認してください。
- Address内のインタフェースを確認してください。存在しない場合,そのインタフェースでDVMRPは動作していません。構成定義情報で当該インタフェースでDVMRPがenableになっているか確認してください。また,そのインタフェースに障害が発生していないか確認してください。
- 該当インタフェースのNbr Count(DVMRP隣接ルータ数)を確認してください。0の場合は隣接ルータが存在しないか,隣接ルータがDVMRP-Probeを広告していない可能性があります。隣接ルータを調査してください。
図5-48 show ip dvmrp interfaceコマンドの実行結果
(2) 隣接情報
show ip dvmrp neighborを実行し,当該インタフェースのNeighborAddress内のIPアドレスで隣接相手を確認してください。ある特定の隣接が存在しない場合,隣接ルータがDVMRP-Probeを広告していない可能性があります。隣接ルータを調査してください。
図5-49 show ip dvmrp neighborコマンドの実行結果
(3) 送信元ルート情報
show ip dvmrp routeを実行し,送信元のルート情報を確認してください。
図5-50 show ip dvmrp routeコマンドの実行結果
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