運用ガイド
本装置でDNSリレー機能を使用した場合の確認内容には次のものがあります。
- <この項の構成>
- (1) 構成定義設定後の確認
- (2) 運用中の確認
(1) 構成定義設定後の確認
(a) ネームサーバの設定確認
show dns-relayコマンドを実行し,構成定義コマンドdns-resolverで設定したネームサーバのIPアドレスが表示されることを確認してください。
図5-33 ネームサーバIPアドレス表示例
> show dns-relay Primary NameServer: 192.168.253.177 Secondary NameServer: 192.168.253.178 Thirdary NameServer: - (以下省略) >なお,ネームサーバをPPPoEセッションで自動取得するように設定している場合は,PPPoEセッション情報でDNSアドレスが取得されているか確認してください。取得されていない場合は,相手サーバ(接続プロバイダ)側でDNSサーバアドレスを通知しないように設定されています。この場合は,接続プロバイダなどにご確認のうえ,手動でネームサーバを設定するようにしてください。
(b) ネームサーバへの通信確認
構成定義コマンドdns-resolverで設定したIPアドレス,またはDHCPクライアント機能やPPPoE機能で自動取得したIPアドレスについて,本装置と疎通できることを,pingコマンドを実行して確認してください。
(2) 運用中の確認
(a) 動作状態確認
show dns-relayコマンドを実行し,DNSリレーの動作状態を確認してください。
なお,確認内容の詳細は「7.5.5 DNSリレー通信にてドメイン解決ができない」を参照してください。
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