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マルチキャスト・コンテンツ配信

多拠点ビジネスを“マルチキャスト”でスマートに!!NTT-ATの多拠点支援ソリューション

たくさんの拠点をもつ組織では、今こんな問題が…

全国に数百・数千もの店舗や営業拠点を展開する企業では、本部から拠点へ、日々さまざまな情報が送られています。
たとえば、商品データや業務マニュアル、販促用DVD、研修のライブ中継といった情報(コンテンツ)は、各地に分散する現場のスムーズな運営を支えるとともに、重要な顧客接点における収益力向上に役立てられています。

多拠点ビジネスの例

自動車ディーラー、コンビニ、銀行、生命保険、スーパーマーケット、予備校、居酒屋チェーン、ファミレスといった小売・サービス業界や、複数の支所・出張所をもつ自治体などが考えられます。

(自動車)新車の発表会をライブ映像で全国に配信したい!(ファストフード)Hotな業務データを今すぐ全店舗に展開しなければ!(コンビニ)今週末から流すBGMと販促ビデオがやっと完成した!急いで全店舗に送らないと!

しかし、さまざまな形式のコンテンツを全国に送り届ける作業は煩雑なもの。うまく届かなかったときの再送対応など、本部では毎日が時間との戦いです。
さらに、大容量データの配信はネットワークやサーバにとって大きな負荷となるばかりか、たとえば、衛星システムを利用した場合には、アンテナ設備の維持管理も含めて、年間数億円ものコストがかかると言われています。

「わが社は拠点・店舗が多いから…」と手間やコストを我慢するしかないのでしょうか?

多拠点への配信には大きな課題が! 1.大容量のコンテンツを配信するには本部のネットワーク回線やサーバの大幅な増強が必要 2.衛星システムは、年間数億円とコストがかかりすぎる 3.ファイルや映像ストリームなど複数のコンテンツを、各拠点へ指定日時までに送る作業は多大な手間がかかる →そんな、たくさんの拠点をもつ組織がかかえる悩み、“マルチキャスト”でスマートに解決します!

マルチキャストとは?

『マルチキャスト』とは、1回の配信で多数の拠点に(1:n)同時に配信すること。
これに対し『ユニキャスト』は、1回の配信で1つの拠点に配信します(1:1)。普段の電子メールやネットサーフィンではデータがユニキャストで配信されます。

それぞれ配信の仕組みが異なり、マルチキャストは配信側が1本分のトラフィックで配信できるので、たくさんの受信相手へ一斉配信するときでも、ユニキャストに比べて回線やサーバの負荷が小さくて済むというメリットがあります。

つまり、マルチキャストを使えば、配信側で大がかりな設備を持つ必要がなく、大容量のコンテンツでも大規模に配信することができるのです。

ユニキャストでは→回線・サーバの大幅増強が必要・・・マルチキャストなら→回線・サーバの大幅増強が不要!

マルチキャストで実現できること

マルチキャストを利用して、たとえば次のような多拠点向けの映像配信サービスを効率的に、お客様専用の配信システムとして構築することができます。

  • 映像のファイル配信
  • 映像のストリーム配信(ライブストリーム配信を含む)

できるだけ高品質な映像で届けたい人気イベントのライブ中継のような大容量のデータでも、 一度に多数の受信拠点へスムーズに配信することができます。

多拠点への 1.映像のファイル配信 2.映像のストリーム配信

①映像のファイル配信では、映像ファイルを受信拠点にファイルとして配信しておくことで、回線に影響を与えることなく、受信拠点側で任意のタイミングで再生することができます。

②映像のストリーム配信は、配信拠点主導で映像をストリーム配信することで、全受信拠点にて同じタイミングで映像を再生することができます。

マルチキャストを利用した構成例

つづいて、マルチキャストを利用した実際の構成例を紹介します。

これは、NGN/フレッツ網(IPv6)とIP-VPN(IPv4)でマルチキャストを活用するイメージです。このマルチキャスト配信システムはさまざまな種類の回線に対応しているので、映像などのコンテンツを受信する拠点側の環境に応じて、最適なネットワークで無理なく配信することができます。

構成例1

マルチキャストネットワークを実現できるのがアラクサラの『AXシリーズ』です!

NTT-ATでは、IPv6マルチキャストに初めて挑む案件から、今までのマルチキャスト案件すべてにおいて、ルーター・スイッチにアラクサラネットワークス社の『AXシリーズ』を採用し続けてきました。
IPv6マルチキャストでの親和性・性能に関して、最適な製品と考えています。

そして、マルチキャスト・コンテンツ配信を“スマート”に実現するならNTT-ATの『ContentsArena』です!

NTT-ATの『ContentsArena』(コンテンツアリーナ)は、大規模なマルチキャスト配信をスマートに実現し、各種小売・サービス業など多拠点ビジネスにおける情報配信戦略にお応えするために、NTTグループで開発されました。 導入実績は、受信拠点数(累計)で1万拠点以上を誇ります。

ライブ映像も、さまざまな業務ファイルも、全国数千拠点へタイムリーに届けることができるマルチキャスト・コンテンツ配信システム。それが『ContentsArena』です。

関連情報

1 パートナーソリューション
ContentsArenaは、パートナーソリューションとして動作検証済みです。
ご紹介した組合せで速やかに安心して導入いただけます。
2 ソリューション動画
多拠点ビジネスをスマートに!NTT-ATの多拠点支援ソリューション
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