MIBレファレンス

3.7.8　axOspfVirtIfTable

接続するOSPFの仮想インタフェースに関するMIBです。

本MIBはグローバルネットワークの情報だけが対象となります。

＜この項の構成＞

(1)　識別子

(2)　実装仕様

(1)　識別子

 
axOspf OBJECT IDENTIFIER ::= {axMib 14}
axOspfVirtIfTable OBJECT IDENTIFIER ::= {axOspf 9}

(2)　実装仕様

axOspfVirtIfTableの実装仕様を次の表に示します。

表3-22　axOspfVirtIfTableの実装仕様

# オブジェクト識別子 SYNTAX アク
セス実装仕様実装
有無

1 axOspfVirtIfTable
{axOspf 9} SEQUENCE OF AxOspfVirtIfEntry NA ルータが接続する仮想インタフェースの情報を格納するテーブル。 Y

2 axOspfVirtIfEntry
{axOspfVirtIfTable 1} AxOspfVirtIfEntry NA 各仮想インタフェースの情報リスト。
INDEX
{ axOspfVirtIfDomainNumber,
axOspfVirtIfAreaId,
axOspfVirtIfNeighbor } Y

3 axOspfVirtIfDomainNumber
{axOspfVirtIfEntry 1} Integer32 R/O OSPFドメイン番号。 Y

4 axOspfVirtIfAreaId
{axOspfVirtIfEntry 2} IpAddress R/O その仮想リンクが通過するエリアのエリアID。 Y

5 axOspfVirtIfNeighbor
{axOspfVirtIfEntry 3} IpAddress R/O 仮想隣接ルータのルータID。 Y

6 axOspfVirtIfTransitDelay
{axOspfVirtIfEntry 4} Integer32 R/O このインタフェース上でリンク状態更新パケットを送信するために必要とされる時間（単位：秒）。 Y

7 axOspfVirtIfRetransInterval
{axOspfVirtIfEntry 5} Integer32 R/O リンク状態広告（LSA）の再送信間隔（単位：秒）。 Y

8 axOspfVirtIfHelloInterval
{axOspfVirtIfEntry 6} Integer32 R/O Helloパケットの送信間隔（単位：秒）。 Y

9 axOspfVirtIfRtrDeadInterval
{axOspfVirtIfEntry 7} Integer32 R/O Helloパケットの最大許容受信間隔（単位：秒）。 Y

10 axOspfVirtIfState
{axOspfVirtIfEntry 8} INTEGER R/O インタフェースの状態。

down（1）

PtoP（4）

Y

11 axOspfVirtIfEvents
{axOspfVirtIfEntry 9} Counter32 R/O このインタフェースで状態が変わったか，エラーが発生した回数。 Y

12 axOspfVirtIfAuthKey
{axOspfVirtIfEntry 10} OCTET STRING R/O このインタフェースでの認証キー。 Y

13 axOspfVirtIfStatus
{axOspfVirtIfEntry 11} RowStatus R/NC RowStatus規約を使用することで，このテーブル内のエントリを作成したり，削除したりするオブジェクト。
active（1）固定。 Y

#	オブジェクト識別子	SYNTAX	アクセス	実装仕様	実装有無
1	axOspfVirtIfTable {axOspf 9}	SEQUENCE OF AxOspfVirtIfEntry	NA	ルータが接続する仮想インタフェースの情報を格納するテーブル。	Y
2	axOspfVirtIfEntry {axOspfVirtIfTable 1}	AxOspfVirtIfEntry	NA	各仮想インタフェースの情報リスト。 INDEX { axOspfVirtIfDomainNumber, axOspfVirtIfAreaId, axOspfVirtIfNeighbor }	Y
3	axOspfVirtIfDomainNumber {axOspfVirtIfEntry 1}	Integer32	R/O	OSPFドメイン番号。	Y
4	axOspfVirtIfAreaId {axOspfVirtIfEntry 2}	IpAddress	R/O	その仮想リンクが通過するエリアのエリアID。	Y
5	axOspfVirtIfNeighbor {axOspfVirtIfEntry 3}	IpAddress	R/O	仮想隣接ルータのルータID。	Y
6	axOspfVirtIfTransitDelay {axOspfVirtIfEntry 4}	Integer32	R/O	このインタフェース上でリンク状態更新パケットを送信するために必要とされる時間（単位：秒）。	Y
7	axOspfVirtIfRetransInterval {axOspfVirtIfEntry 5}	Integer32	R/O	リンク状態広告（LSA）の再送信間隔（単位：秒）。	Y
8	axOspfVirtIfHelloInterval {axOspfVirtIfEntry 6}	Integer32	R/O	Helloパケットの送信間隔（単位：秒）。	Y
9	axOspfVirtIfRtrDeadInterval {axOspfVirtIfEntry 7}	Integer32	R/O	Helloパケットの最大許容受信間隔（単位：秒）。	Y
10	axOspfVirtIfState {axOspfVirtIfEntry 8}	INTEGER	R/O	インタフェースの状態。 down（1） PtoP（4）	Y
11	axOspfVirtIfEvents {axOspfVirtIfEntry 9}	Counter32	R/O	このインタフェースで状態が変わったか，エラーが発生した回数。	Y
12	axOspfVirtIfAuthKey {axOspfVirtIfEntry 10}	OCTET STRING	R/O	このインタフェースでの認証キー。	Y
13	axOspfVirtIfStatus {axOspfVirtIfEntry 11}	RowStatus	R/NC	RowStatus規約を使用することで，このテーブル内のエントリを作成したり，削除したりするオブジェクト。 active（1）固定。	Y

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