コンフィグレーションガイド Vol.3
- <この項の構成>
- (1) IPv6マルチキャストとの共存について
(1) IPv6マルチキャストとの共存について
本装置でIPv6マルチキャストとDHCPv6リレーエージェントを同時に使用する場合,DHCPv6リレーエージェントの転送先として各サーバを個別に指定することを推奨します。
本装置のDHCPv6パケットの転送先として全サーバ宛てを指定して,かつIPv6マルチキャストを同時に使用する場合は,次の点に注意してください。
- 本装置の対向ルータ側で,本装置と接続するインタフェースのリンクローカルアドレスをインタフェース内の最大値に設定して,IPv6マルチキャストでの中継代表ルータ(DR)になるようにしてください。なお,詳細な設定方法は対向ルータのマニュアルを参照してください。
- 対向ルータがランデブーポイントとなるように,本装置および対向ルータのIPv6マルチキャストを設定してください。
- 本装置とサーバの間のルータでDHCPv6パケットをIPv6マルチキャスト中継するネットワーク構成で,かつ送信元インタフェースを変更している場合,本装置の対向ルータ側で本装置のループバックインタフェースのIPv6アドレスを設定して,マルチキャストサーバ仮想接続機能の送信者となるようにしてください。なお,詳細な設定方法は対向ルータのマニュアルを参照してください。
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