コンフィグレーションガイド Vol.3
ポリシーベースルーティングのネクストホップは,送信先インタフェースおよびネクストホップアドレスで指定します。
- <この項の構成>
- (1) 送信先インタフェース
- (2) ネクストホップアドレス
(1) 送信先インタフェース
送信先インタフェースとは,対象パケットを送信するインタフェースです。送信先インタフェースに指定できるインタフェース種別を次の表に示します。
表8-2 送信先インタフェースに指定できるインタフェース種別
インタフェース種別 指定可否 イーサネットインタフェース ○ イーサネットサブインタフェース ○ ポートチャネルインタフェース ○ ポートチャネルサブインタフェース ○ VLANインタフェース ○※ ループバックインタフェース − Nullインタフェース − マネージメントポート − AUXポート − (凡例)○:指定できる −:指定できない
- 注※
- MACアドレスを学習していない場合,VLANに所属する全ポートへ中継します。
(2) ネクストホップアドレス
ネクストホップアドレスとは,対象パケットの中継先となる宛先装置のアドレスです。ネクストホップアドレスに指定できるアドレス種別を次の表に示します。
表8-3 ネクストホップアドレスに指定できるアドレス種別
パケット種別 アドレス種別 指定可否 IPv4パケット ユニキャスト ○※ マルチキャスト − 制限付きブロードキャスト − 送信先インタフェースに接続するネットワークへのダイレクトブロードキャスト − IPv6パケット ユニキャスト(非リンクローカル) ○※ ユニキャスト(リンクローカル) ○ マルチキャスト − (凡例)○:指定できる −:指定できない
- 注※
- 送信先インタフェースに指定しているアドレスと同一ネットワークのホストアドレスだけ指定できます。
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