コンフィグレーションガイド Vol.3

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13.11.2 使用上の注意事項

第2優先経路のネクストホップがARPまたはNDPによってアドレス解決できていない場合,その経路に対する高速経路切替は適用されません。

第2優先経路がOSPF,OSPFv3,BGP4,BGP4+などのルーティングプロトコルを使用して学習した経路の場合は,隣接ルータからの定常的な制御パケットのトラフィックがあるため,経路のネクストホップは通常,ARPまたはNDPによって動的にアドレス解決された状態にあります。しかし,自ルータとの間でトラフィックが発生しない隣接ルータをネクストホップとするスタティック経路などに関しては,ネクストホップが動的にアドレス解決されないため,スタティックARPまたはスタティックNDPの設定などの措置が必要となります。

なお,内部生成経路は第2優先経路として使用しません。

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