19.1.2 キュー長変更
装置内キューのうち,PRU-FE SSW受信キューおよびPRU-FE NIF送信キューのキュー長(バッファ)を任意の値に変更できます。キュー長を拡張することで,該当する回線から送信されるバーストトラフィックに対して,キューあふれが起きにくくなります。
PRU-FE NIF送信キューのキュー長変更は,PE-NIFだけでサポートします。未サポートのNIFには変更を反映しません。
- 〈この項の構成〉
(1) キュー長設定仕様
装置内キューごとのキュー長について,デフォルト値と設定できる値を次に示します。
対象装置内キュー |
PRUのFE数 |
装置のデフォルト値 |
---|---|---|
PRU-FE SSW受信キュー |
− |
511 |
PRU-FE NIF送信キュー |
1 |
2047 |
2 |
4095 |
(凡例) −:PRUのFE数に依らない。
対象装置内キュー |
設定できる値 |
設定できるキュー長の 合計値 |
---|---|---|
PRU-FE SSW受信キュー |
1023,2047,4095 |
拡張するキュー長のPRU当たりの合計値: 4095以下※2 |
PRU-FE NIF送信キュー |
4095※1,8191,16383,32767,65535,131071 |
拡張するキュー長のNIF当たりの合計値: 131072以下※2 |
- 注※1
-
FE数が2のPRUでは,運用に反映されません。設定した場合,該当するNIFのキュー長はデフォルト値になります。
- 注※2
-
コンフィグレーションコマンドで指定したキュー番号のキュー長の合計値です。キュー長の指定を省略したキュー番号のキュー長は合計値に含みません。その場合,キュー長をデフォルト値として扱います。