system queue-length
装置内キューのキュー長を変更します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
system queue-length pru-fe to-nif <nif no.> <queue no.> <queue length> [<queue no.> <queue length> ...]
- 情報の削除
no system queue-length pru-fe to-nif <nif no.>
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- pru-fe to-nif <nif no.>
-
PRU-FE NIF送信キューのNIF番号を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
-
- <queue no.> <queue length> [<queue no.> <queue length> ...]
-
PRU-FE NIF送信キューのキュー長を指定します。NIF当たり8個まで指定できます。
- <queue no.>
-
キュー長を変更するキュー番号を指定します。複数のキューを変更する場合は,すべて異なるキュー番号を指定してください。
- <queue length>
-
キュー長を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
少なくとも一つのキュー番号,およびキュー長の指定が必要です。省略した場合,デフォルト値が適用されます。デフォルト値は「表9‒3 PRU-FE NIF送信キューのキュー長のデフォルト値」を参照してください。
-
値の設定範囲
<queue no.>:1〜8
<queue length>:キュー長の設定範囲を次の表に示します。
表9‒2 PRU-FE NIF送信キューのキュー長の設定範囲 設定できる値
設定できるキュー長の合計
4095,8191,16383,32767,65535,131071
NIF当たりの合計を131071以下とする必要があります。※
[コマンド省略時の動作]
次の表に示すキュー長で動作します。
PRUのFE数 |
装置のデフォルト値 |
---|---|
1 |
2047 |
2 |
4095 |
[通信への影響]
設定値を反映するためにNIFを再起動している間は,該当するNIFを経由する通信が停止します。
[設定値の反映契機]
キュー長を変更した場合,指定したNIFを手動で再起動したあとに運用に反映されます。
[注意事項]
-
キュー長を設定する場合,次の点に注意してください。
-
キュー長を設定できるのは,NIFのボードタイプがPE-NIFに指定されている場合だけです。
-
キュー長を変更できるNIFはPE-NIFだけです。PE-NIF以外のNIFを指定した場合,システムメッセージが出力されて,運用に反映されません。
-
FE数が2のPRUでは,キュー長に4095を指定できません。指定した場合,システムメッセージが出力されて,運用に反映されません。
-
[関連コマンド]
system nif board-type