コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


traffic-shape rate

イーサネットインタフェースにポート帯域制御を設定します。

[入力形式]

情報の設定・変更
traffic-shape rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G}
情報の削除
no traffic-shape rate

[入力モード]

(config-if)

イーサネットインタフェース

[パラメータ]

rate {<kbit/s>k | <Mbit/s>M | <Gbit/s>G}

ポート帯域制御を使用します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    次の表に示します。

    値の単位にはk,M,Gが指定できます。なお,kは1000,Mは10002,Gは10003となります。

    表9‒4 ポート帯域制御の設定範囲

    設定範囲

    刻み値

    G単位

    1〜100

    1

    M単位

    1〜100000

    1

    k単位

    10〜100000000

    10

[コマンド省略時の動作]

回線速度で動作します。

[通信への影響]

ポート帯域制御の設定が完了するまでの間,一時的に回線速度までトラフィックが流れることがあります。

[設定値の反映契機]

対象のイーサネットインタフェースの状態が正常動作中の場合,設定値の変更後,すぐに運用に反映します。そのほかの状態の場合は,正常動作中となったときに運用に反映します。

[注意事項]

  1. 回線状態が半二重の場合,ポート帯域制御で設定した帯域まで送信できないことがあります。

[関連コマンド]

なし