17.1.4 スクリプト使用時の注意事項
(1) 使用する作業ディレクトリについて
頻繁にファイルへアクセスする場合は,RAMディスク(メモリ)上にある次の作業ディレクトリを使用してください。
ディレクトリ名 |
容量 |
---|---|
/opt/script※ |
16MB |
- 注※
-
BCUを再起動すると,配下のファイルは削除されます。
(2) 動作検証について
スクリプトを使用した運用に当たっては,実環境での使用を想定して,事前にCPUやメモリなど装置のリソースの利用状況に留意した動作検証をしてください。
(3) 運用コマンドshow loggingでの表示について
スクリプトが実行するコマンドのログを運用コマンドshow loggingで非表示とした場合,ログを確認するときに運用上重要なコマンドのエラーを見逃すおそれがあります。そのため,次に示す対応を推奨します。
-
重要なコマンドを実行するときは一時的に表示対象とする。
-
コマンドの実行結果がエラーになったときにメッセージを出力するスクリプトを作成する。