6.2.9 コンフィグレーションの編集時の注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) 設定できるコンフィグレーションのコマンド数に関する注意事項
設定されたコンフィグレーションはメモリに保持されるため,設定できるコンフィグレーションのコマンド数はメモリ量によって決まります。設定するコンフィグレーションに比べてメモリ量が少なかったり,制限を超えるようなコンフィグレーションを編集したりした場合は,「The maximum number of entries are already configured. Configuration memory is insufficient. (entry = <エントリ名>)」または「The maximum number of entries are already configured. (failed entry = <エントリ名>)」のメッセージが表示されます。このような場合,むだなコンフィグレーションが設定されていないか確認してください。
(2) コンフィグレーションをコピー&ペーストで入力する際の注意事項
コンフィグレーションをコピー&ペーストで入力する場合,一行に入力できる文字数は1000文字,一度に入力できる文字数は4000文字未満(スペース,改行を含む)です。4000文字以上を一度にペーストすると正しくコンフィグレーションを設定できない状態になるので注意してください。
4000文字を超えるコンフィグレーションを設定する場合は,一行を1000文字,一度のペーストを4000文字未満で複数回にわけてコピー&ペーストをしてください。
(3) 編集中のコンフィグレーションに関する注意事項
手動コミットモードの場合,編集中のコンフィグレーションは,保存しないで編集を終了してもすぐには破棄されないため,終了したときの状態から編集を再開できます。ただし,load mergeコマンドでコンフィグレーションにエラーを検出した場合は,編集中のコンフィグレーションは破棄され,次回の編集時はランニングコンフィグレーションの状態から開始となります。