運用コマンドレファレンス Vol.2
show shaperコマンドで表示する統計情報を0クリアします。
[入力形式]
clear shaper <port list> [llrlq] [default] [user <user id list>]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <port list>
- 指定したイーサネットインタフェースのシェーパ統計情報を0クリアします。
- ポート番号はリスト形式で指定して,リストに指定したイーサネットインタフェースのうち0クリアできるキュー統計情報をすべて0クリアします。<port list>の指定方法および値の指定範囲については,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- llrlq
- LLRLQユーザのシェーパ統計情報を0クリアします。
- 本パラメータ省略時の動作
- LLRLQユーザのシェーパ統計情報を0クリアしません。
- default
- デフォルトユーザのシェーパ統計情報を0クリアします。
- 本パラメータ省略時の動作
- デフォルトユーザのシェーパ統計情報を0クリアしません。
- user <user id list>
- 指定した通常ユーザのシェーパ統計情報を0クリアします。
- ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のユーザIDを指定できます。また,一つのユーザIDも指定できます。指定できるユーザIDの範囲は1〜3056です。
- 本パラメータ省略時の動作
- 通常ユーザのシェーパ統計情報を0クリアしません。
- すべてのパラメータ省略時の動作
- 指定したイーサネットインタフェースのすべてのシェーパユーザのシェーパ統計情報を0クリアします。
[実行例]
図9-34 シェーパ統計情報クリア
> clear shaper 1/1 user 1 Date 20XX/01/01 12:00:00 UTC >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表9-33 clear shaperコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 The command cannot be executed in the standby system. このコマンドは待機系では実行できません。 The command cannot be executed. Try again. コマンドを実行できません。再実行してください。 The command is not authorized by the RADIUS/TACACS+ server or the configuration. このコマンドはRADIUSサーバ,TACACS+サーバ,またはコンフィグレーションで承認されていません。 The specified NIF number is invalid. (NIF number = <nif no.>) 指定したNIF番号が不正です。指定したパラメータを確認して再実行してください。
<nif no.>:NIF番号The specified port number is invalid. (port number = <port no.>) 指定したポート番号が不正です。指定したパラメータを確認して再実行してください。
<port no.>:ポート番号The specified user id is invalid. (user id = <user id>) 指定したユーザIDが不正です。指定したパラメータを確認して再実行してください。
<user id>:ユーザIDThere is no operational user. 実行できるユーザがありません。指定したユーザが階層化シェーパで動作していることを確認して再実行してください。
[注意事項]
なし
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