運用コマンドレファレンス Vol.2

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パラメータに指定できる値

パラメータに指定できる値を,次の表に示します。

表1-3 パラメータに指定できる値

パラメータ種別 説明 入力例
名前 1文字目は英字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.)で指定できます。
なお,コマンド入力形式上,名前またはコマンド名・パラメータ(キーワード)のどちらでも指定できる部分で,コマンド名・パラメータ(キーワード)と同一の名前を指定した場合,コマンド名・パラメータ(キーワード)が指定されたと見なされます。
show ip bgp peer-group office1
アクセスリスト名,
QoSフローリスト名,
ポリサーエントリ名,
ポリシーベースルーティングリスト名,
トラック名
1文字目は英数字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.)で指定できます。
なお,コマンド入力形式上,名前またはコマンド名・パラメータ(キーワード)のどちらでも指定できる部分で,コマンド名・パラメータ(キーワード)と同一の名前を指定した場合,コマンド名・パラメータ(キーワード)が指定されたと見なされます。
only-http1
01_user
MACアドレス,
MACアドレスマスク
2バイトずつ16進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 1234.5607.08ef
0000.00ff.ffff
IPv4アドレス,
サブネットマスク
1バイトずつ10進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 192.168.0.14
255.255.255.0
ワイルドカードマスク IPv4アドレスと同様の入力形式です。IPv4アドレスの中でビットを立てた個所は任意を意味します。 255.255.0.0
IPv6アドレス 2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 2001:db8:1234:5678:9abc:def0:1234:5678
fe80::1
インタフェース名付きIPv6アドレス(リンクローカルアドレスだけ) IPv6アドレスの後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名を指定します。このパラメータ種別で使えるIPv6アドレスはリンクローカルアドレスだけです。 fe80::212:e2ff:fe86:5300%Eth1/1

■<sfu no.>の範囲

<sfu no.>の値の範囲を次の表に示します。

表1-4 <sfu no.>の値の範囲

項番 モデル <sfu no.>の値の範囲
1 AX8608R
2 AX8616R 1〜4
3 AX8632R 1〜4

(凡例)−:該当なし


■<pru no.>の範囲

<pru no.>の値の範囲を次の表に示します。

表1-5 <pru no.>の値の範囲

項番 モデル <pru no.>の値の範囲
1 AX8608R 1〜2
2 AX8616R 1〜4
3 AX8632R 1〜8

■<nif no.>および<port no.>の範囲

<nif no.>および<port no.>の値の範囲を次の表に示します。

表1-6 <nif no.>の値の範囲

項番 モデル <nif no.>の値の範囲
1 AX8608R 1〜8
2 AX8616R 1〜16
3 AX8632R 1〜32

表1-7 <port no.>の値の範囲

項番 NIF型名略称 <port no.>の値の範囲
1 NL1G-12T 1〜12
2 NL1G-12S 1〜12
3 NL1GA-12S 1〜12
4 NLXG-6RS 1〜6
5 NLXGA-12RS 1〜12
6 NLXLG-4Q 1〜4
7 NLCG-1Q 1
8 NMCG-1C 1

■<port list>の指定方法

<port list>には,<nif no.>/<port no.>の形式でハイフン(-),コンマ(,),アスタリスク(*)を使用して複数のポートを指定できます。また,パラメータ<nif no.>/<port no.>と同様に一つのポートも指定できます。指定値の範囲は,前述の<nif no.>および<port no.>の範囲に従います。

[ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
1/1-3,5

[アスタリスクによる範囲指定の例]
*/*:装置の全ポートを指定
1/*:装置のNIF番号1の全ポートを指定

■<channel group number>の範囲

<channel group number>の値の範囲を次の表に示します。

表1-8 <channel group number>の値の範囲

項番 モデル <channel group number>の値の範囲
1 AX8608R 1〜96
2 AX8616R 1〜192
3 AX8632R 1〜384

■<channel group list>の指定方法

<channel group list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のチャネルグループ番号を指定できます。また,一つのチャネルグループ番号も指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたチャネルグループ番号になります。

[ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
1-3,5,10

■<subinterface index>の範囲

<subinterface index>の値の範囲は1〜65535です。

■<vlan id>の範囲

<vlan id>の値の範囲は1〜4095です。

■<vlan id list>の指定方法

<vlan id list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVLAN IDを指定できます。また,一つのVLAN IDも指定できます。指定値の範囲は,前述の<vlan id>の範囲に従います。

[ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
1-3,5,10

■<ring id list>の指定方法

<ring id list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のリングIDを指定できます。また,一つのリングIDも指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたリングIDになります。

[ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
1-3,5,10

■<sequence list>の指定方法

<sequence list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のシーケンス番号を指定できます。また,一つのシーケンス番号も指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたシーケンス番号になります。

[ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
10-30,50,100

■<track id>の範囲

<track id>の値の範囲は1〜65535です。

■<loopback id>の範囲

<loopback id>の値の範囲は0〜1536です。

■インタフェースの指定方法

インタフェース種別グループに対応するパラメータ<interface type> <interface number>の指定方法を次の表に示します。

表1-9 インタフェースの指定方法

インタフェース種別
グループ
<interface type>に指定する
インタフェース名
<interface number>に指定する
インタフェース番号
イーサネットインタフェース gigabitethernet <nif no.>/<port no.>
tengigabitethernet <nif no.>/<port no.>
fortygigabitethernet <nif no.>/<port no.>
hundredgigabitethernet <nif no.>/<port no.>
イーサネットサブインタフェース gigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index>
tengigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index>
fortygigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index>
hundredgigabitethernet <nif no.>/<port no.>.<subinterface index>
ポートチャネルインタフェース port-channel <channel group number>
ポートチャネルサブインタフェース port-channel <channel group number>.<subinterface index>
VLANインタフェース vlan <vlan id>
ループバックインタフェース loopback <loopback id>
Nullインタフェース null 0
マネージメントポート mgmt 0
AUXポート async 1

■インタフェース複数指定

複数のインタフェースに同じ情報を一括して設定する場合に使用する指定方法です。「表1-9 インタフェースの指定方法」のインタフェース種別グループのうち,次に示すインタフェース種別グループに対応するインタフェース名およびインタフェース番号を指定できます。

複数のインタフェースを指定するとき,同じインタフェース種別グループに含まれるインタフェースは混在できますが,異なるインタフェース種別グループのインタフェースは混在できません。

[入力形式]

interface range <interface type> <interface number>

また,入力形式をコンマ(,)で区切って最大16個指定できます。

[入力例]

show qos-flow interface range gigabitethernet 1/1-3
show qos-flow interface range gigabitethernet 1/1-3, tengigabitethernet 3/1
show qos-flow interface range port-channel 2.10-20, port-channel 3.100, port-channel 5.200

■<message type>の設定値

<message type>に指定できる値を次の表に示します。

表1-10 <message type>に指定できる値

項番 指定できる値
1 BCU
2 SFU
3 PRU
4 NIF
5 PS
6 FAN
7 KEY
8 CONFIGERR
9 CMDRSP
10 SOFTWARE
11 CONFIG
12 ACCESS
13 NTP
14 SOP-KEY
15 SOP-RSP
16 SNMP
17 SCRIPT-MNG
18 SCRIPT
19 EVENT-MNG
20 SCR-KEY
21 SCR-CNFERR
22 SCR-CMDRSP
23 PORT
24 ChGr
25 VLAN
26 STP
27 AXRP
28 IGMPsnoop
29 MLDsnoop
30 ACLLOG
31 L2LD
32 STMCTL
33 TRACK
34 EFMOAM
35 CFM
36 LLDP
37 IP
38 PBR
39 DHCP
40 VRRP
41 STATIC
42 RIP
43 RIPng
44 OSPF
45 OSPFv3
46 BGP4
47 BGP4+
48 UNICAST
49 PIM-IPv4
50 IGMP
51 PIM-IPv6
52 MLD
53 MULTI-IPv4
54 MULTI-IPv6
55 MULTI-INFO
56 BFD

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