コンフィグレーションガイド Vol.2
ミラーポートを冗長化する場合の例を次に示します。この例では,アナライザをチャネルグループ20に接続します。
- [設定のポイント]
- ポートチャネルインタフェースをミラーポートとして設定して,リンクアグリゲーションのスタンバイリンク機能によってミラーポートを冗長化します。リンクアグリゲーションについては,「コンフィグレーションガイド Vol.1 19. リンクアグリゲーション」を参照してください。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface port-channel 20
(config-if)# channel-group max-active-port 1
(config-if)# exit
(config)# interface gigabitethernet 1/2
(config-if)# channel-group 20 mode on
(config-if)# lacp port-priority 100
(config-if)# exit
(config)# interface gigabitethernet 2/2
(config-if)# channel-group 20 mode on
(config-if)# lacp port-priority 200
(config-if)# exit
チャネルグループ20にイーサネットインタフェース1/2および2/2を集約します。また,イーサネットインタフェース2/2をスタンバイリンクとして設定します。
- (config)# destination-interface-list MIRROR-LIST-SL mode mirror
(config-dest-mirror)# destination interface port-channel 20
(config-dest-mirror)# exit
送信先インタフェースリスト(MIRROR-LIST-SL)に,チャネルグループ20をミラーポートとして設定します。
- (config)# ipv6 access-list IPv6-MIRROR-SL
(config-ext-nacl)# permit udp any any action policy-mirror-list MIRROR-LIST-SL
(config-ext-nacl)# exit
IPv6アクセスリスト(IPv6-MIRROR-SL)を作成して,IPv6パケットに対して送信先インタフェースリスト(MIRROR-LIST-SL)を設定します。
- (config)# interface gigabitethernet 1/1
(config-if)# ipv6 traffic-filter IPv6-MIRROR-SL out-mirror
イーサネットインタフェース1/1の送信側に,IPv6アクセスリスト(IPv6-MIRROR-SL)をポリシーベースミラーリングとして適用します。
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