コンフィグレーションガイド Vol.2

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24.2.4 ミラーポートでのロードバランス

ミラーポートでロードバランスをする場合の例を次に示します。この例では,アナライザをチャネルグループ10に接続します。

[設定のポイント]
ポートチャネルインタフェースをミラーポートとして設定することで,リンクアグリゲーションによってミラーポートでロードバランスをします。リンクアグリゲーションについては,「コンフィグレーションガイド Vol.1 19. リンクアグリゲーション」を参照してください。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# destination-interface-list MIRROR-LIST-LB mode mirror
    (config-dest-mirror)# destination interface port-channel 10
    (config-dest-mirror)# exit
    送信先インタフェースリスト(MIRROR-LIST-LB)に,チャネルグループ10をミラーポートとして設定します。
     
  2. (config)# ipv6 access-list IPv6-MIRROR-LB
    (config-ext-nacl)# permit tcp any any action policy-mirror-list MIRROR-LIST-LB
    (config-ext-nacl)# exit
    IPv6アクセスリスト(IPv6-MIRROR-LB)を作成して,IPv6パケットに対して送信先インタフェースリスト(MIRROR-LIST-LB)を設定します。
     
  3. (config)# interface gigabitethernet 1/1
    (config-if)# ipv6 traffic-filter IPv6-MIRROR-LB in-mirror
    イーサネットインタフェース1/1の受信側に,IPv6アクセスリスト(IPv6-MIRROR-LB)をポリシーベースミラーリングとして適用します。
     

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