コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) コンフィグレーションコマンドの入力
- (2) 入力コマンドのチェック
(1) コンフィグレーションコマンドの入力
コンフィグレーションコマンドを使用して,コンフィグレーションを編集します。また,コンフィグレーションのコマンド単位での削除は,コンフィグレーションコマンドの先頭に「no」を指定することで実現できます。コンフィグレーションの編集例を次の図に示します。
図6-16 コンフィグレーションの編集例
(config)# interface gigabitethernet 1/1 <-1 (config-if)# description "PORT001" <-2 (config-if)# exit (config)# (config)# interface gigabitethernet 1/1 <-3 (config-if)# no description <-4 (config-if)# exit (config)#
- ギガビットイーサネットのインタフェース1/1にモードを移行します。
- 補足説明を設定します。
- ギガビットイーサネットのインタフェース1/1にモードを移行します。
- 補足説明を削除します。
機能の抑止を設定するコマンドでは,コンフィグレーションコマンドの先頭に「no」を指定して設定して,機能の抑止を解除する場合に「no」を外したコンフィグレーションコマンドを入力します。機能の抑止および解除の編集例を次の図に示します。
図6-17 機能の抑止および解除の編集例
(config)# no ip domain lookup <-1 (config)# ip domain name router.example.com <-2 (config)# ip name-server 192.0.2.1 <-3 (config)# ip domain lookup <-4
- DNSリゾルバ機能を無効にします。
- ドメイン名をrouter.example.comに設定します。
- ネームサーバを192.0.2.1に設定します。
- DNSリゾルバ機能を有効にします。
(2) 入力コマンドのチェック
コンフィグレーションコマンドを入力すると,入力されたコンフィグレーションに誤りがないかすぐにチェックされます。エラーがない場合は次の図に示すようにプロンプトが表示されて,コマンドの入力待ちになります。なお,入力したコマンドが反映される契機はコンフィグレーションのコミットモードによって異なります。
図6-18 正常入力時の出力
(config)# interface gigabitethernet 1/1 (config-if)# description "PORT001" (config-if)#エラーがある場合は次の図に示すように,入力したコマンドの行の下にエラーの内容を示したエラーメッセージが表示されます。この場合,入力したコンフィグレーションは反映されないので,入力の誤りを正してから再度入力してください。
図6-19 異常入力時のエラーメッセージ出力
(config)# interface tengigabitethernet 1/1 (config-if)# description description ^ % The command at the ^ maker is invalid. (config-if)#
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