運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
VLANの統計情報を0クリアします。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
clear vlan traffic [ <VLAN ID list> ] [ port <Port list> ] [la-id <LA ID list>]
[パラメータ]
- 省略
- 全VLANの統計情報を0クリアします。
- <VLAN ID list>
- 指定VLAN ID(リスト形式)に関するVLANの統計情報を0クリアします。指定できるVLAN IDの値の範囲は,1〜4095です。
- port <Port list>
- 指定ポート番号(リスト形式)に関するVLANの統計情報を0クリアします。指定できるNIF番号,Line番号の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- la-id <LA ID list>
- 指定リンクアグリゲーショングループID(リスト形式)に関するVLANの統計情報を0クリアします。指定できるリンクアグリゲーショングループIDの値の範囲は,1〜128です。
[実行例]
VLANの統計情報を0クリアする実行例を次に示します。
図21-17 VLANの統計情報クリア
> clear vlan traffic 10 >
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表21-13 clear vlan trafficコマンドのメッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command in standby BCU. このコマンドは待機系BCU上では実行できません。 No operational Port. 指定した<Port list>に実行可能なポートはありません。または,<LA ID list>で指定したリンクアグリゲーショングループIDに実行可能なポートはありません。 No operational VLAN. 実行可能なVLANはありません。 Connection failed to L2 Manager. L2Managerプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再投入してください。頻発する場合は,restart vlanコマンド(「restart vlan」参照)でL2Managerプログラムを再起動してください。 Can't execute because this BSU is not supporting このBSUではコマンド実行できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。
[注意事項]
- AX5400S(BSU-C1,BSU-S1)ではコマンド投入できません。
- 統計情報のカウンタ値はPSU(AX5400SではBSU)の再起動,またPSU(AX5400SではBSU)に対して(close psu(AX5400Sではclose bsu)コマンドによる)閉塞状態指示したあとの(free psu(AX5400Sではfree bsu)コマンドによる)閉塞解除指示によって該当するポートの統計が0クリアされます。
- PSU(AX5400SではBSU)のH/W障害発生時,該当するポートの統計情報カウンタは0クリアされます。
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