運用コマンドレファレンス Vol.1
[機能]
ページング(「運用ガイド 3.1.3(8) ページング」参照)するかどうかを指定します。この設定はユーザごとにできます。
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[入力形式]
set terminal pager [{ enable | disable }]
[パラメータ]
- disable
- ページングを行いません。
- enable
- ページングを行います。これは,初期導入時のデフォルト設定です。
- 省略時
- ページングを行います。
[実行例]
- ページングを行いません。
> set terminal pager disable [Enter]キー押下- ページングを行います。
> set terminal pager enable [Enter]キー押下
[ユーザ通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
なし
[注意事項]
- 本コマンドで設定したページングの設定を待機系システムに同期させるには,synchronizeコマンドにuserfileパラメータ,またはaccountパラメータを指定して実行してください。
- adduserコマンドで,no-mcパラメータを指定して追加したアカウントの場合,本コマンドで設定した内容は,装置の再起動によって,デフォルト設定であるenableに戻ります。
- コンフィグレーションコマンドloginで,exec-timeout,terminal-pager,terminal-help,terminal-warning-level,またはterminal-command-literalパラメータのどれか一つでも設定がある場合,そのユーザはコンフィグレーションのterminal-pagerパラメータの設定値(設定内容または省略時の初期値)で動作します。
- コンフィグレーションコマンドloginの設定値で動作しているユーザでも,ログイン後に本コマンドを実行すれば,該当するセッションでだけ一時的に動作を変更できます。
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