コンフィグレーションガイド

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21.2.3　TACACS+によるコマンドアカウンティングの設定

＜この項の構成＞
(1)　設定内容の概要
(2)　コンフィグレーション例

(1)　設定内容の概要

TACACS+アカウンティングに使用するサーバを指定し，ユーザの投入コマンドのアカウンティングを行うように設定します。コマンドは全コマンドを対象とし，Accounting STOPだけを送信します。また，TACACS+接続情報としてタイムアウト時間2秒を設定します。

(2)　コンフィグレーション例

［コマンドによる設定］

＜本装置＞
 1    (config)# tacacs+ yes
 2    (config)# tacacs+ tacacs_server key "7je9fg7kv*kf+dii039fkl84kxm3"
 3    (config)# tacacs+ timeout 2 
 4    (config)# system command_accounting all stop-only tacacs+

表21-6　本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 TACACS+サーバを使用する設定にします。
2 TACACS+サーバとしてtacacs_serverのホスト名と共有鍵を設定します。
3 TACACS+サーバからの応答タイムアウト時間を2秒に設定します。
4 コマンドのアカウンティングの対象を全コマンドとし，TACACS+サーバにAccounting STOPだけを送信するように設定します。

［コンフィグレーションの表示］

＜本装置＞
system command_accounting all stop-only tacacs+
!
tacacs+ yes
tacacs+ timeout 2
tacacs+ tacacs_server key "7je9fg7kv*kf+dii039fkl84kxm3"

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