コンフィグレーションガイド

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21.2.2 RADIUS認証・ローカル認証を加えたTACACS+設定

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

TACACS+認証に使用するサーバとRADIUS認証に使用するサーバを1台ずつ指定し,TACACS+認証に失敗した場合には,RADIUS認証を行うように,さらにRADIUS認証を失敗した場合には,本装置によるローカル認証を行うように設定します。また,TACACS+接続情報としてタイムアウト時間2秒を設定します。

(2) 構成図

図21-4 構成図

[図データ]

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置>
 1    (config)# system login_authentication tacacs+ radius local
 2    (config)# tacacs+ yes
 3    (config)# tacacs+ tacacs_server key "7je9fg7kv*kf+dii039fkl84kxm3"
 4    (config)# tacacs+ timeout 2 
 5    (config)# radius yes
 6    (config)# radius radius_server key "i039f7je984kxmfg7kv*kf"

表21-5 本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 使用するログイン認証方式をTACACS+認証,RADIUS認証およびローカル認証に設定します。
2 TACACS+認証を使用する設定にします。
3 TACACS+認証に使用するサーバtacacs_serverのホスト名と共有鍵を設定します。
4 TACACS+サーバからの応答タイムアウト時間を2秒に設定します。
5 RADIUS認証を使用する設定にします。
6 RADIUS認証に使用するサーバradius_serverのホスト名と共有鍵を設定します。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置>
system login_authentication tacacs+ radius local
!
radius yes
radius radius_server key "i039f7je984kxmfg7kv*kf"
!
tacacs+ yes
tacacs+ timeout 2
tacacs+ tacacs_server key "7je9fg7kv*kf+dii039fkl84kxm3"

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