コンフィグレーションガイド
- <この項の構成>
- (1) 設定内容の概要
- (2) 構成図と設定条件
- (3) コンフィグレーション例
(1) 設定内容の概要
コレクタ装置の障害や回線故障などで,NetFlow統計データが失われないように2台のコレクタ装置を用意して冗長構成を行う場合の設定例を示します。
(2) 構成図と設定条件
- [構成図]
図18-8 構成図
- [設定条件]
- 本装置のポート1/2,3/1,5/1に流入するトラフィックをモニタして,その内容をIPアドレス192.1.1.12のコレクタ装置とIPアドレス192.2.2.12のコレクタ装置に送付する基本的な設定を行います。
(3) コンフィグレーション例
- [コマンドによる設定]
- <本装置>
表18-8 本装置のコンフィグレーション解説
解説番号 解説 1 NetFlow統計を使用します。
netflowモードに移行します。2 2048パケット毎にトラフィックをモニタします。 3,4,5 フロー統計でPSU0,PSU1,PSU2(AX5400SではBSU)のQoSエントリを4000確保します。 6 フロー単位統計を使用にします。
netflow flow-export-version 5モードに移行します。7 コレクタ装置のIPアドレスを192.1.1.12に指定します。 8 コレクタ装置のIPアドレスを192.2.2.12に指定します。 9 netflow flow-export-version 5モードからnetflowモードに戻ります。 10 フロー集約統計を使用します。
netflow flow-aggregation-cache asモードに移行します。11 as集約用にエントリを16000使用します。 12 as集約結果を送るコレクタ装置のIPアドレスを192.2.2.12に指定します。 13 netflow flow-aggregation-cache asモードからnetflowモードに戻ります。 14 ポート1/2に対してNetFlow統計によるトラフィックモニタを行います。 15 ポート3/1に対してNetFlow統計によるトラフィックモニタを行います。 16 ポート5/1に対してNetFlow統計によるトラフィックモニタを行います。 17 netflowモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
- [コンフィグレーションの表示]
- <本装置>
- (注1)
- AX5400Sでは,"entries 3000"となります。
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