コンフィグレーションガイド

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18.1.1 基本設定例

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

sFlowを用いて本装置のトラフィックをモニタする場合の設定例を示します。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図18-1 構成図

[図データ]

[設定条件]
  1. 本装置のインタフェース1/1,1/2,1/3,1/4に流入するトラフィックをモニタして,その内容をコレクタ装置へ送付する基本的な設定を行います。

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置>
 1    (config)# sflow yes
      [sflow]
 2    (config)# destination 192.1.1.12
      [sflow]
 3    (config)# sample 2048
      [sflow]
 4    (config)# port 1/1-4
      [sflow port 1/1-4]
 5    (config)# exit
      [sflow]
 6    (config)# exit

表18-1 本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 sFlow統計を使用します。
sflowモードに移行します。
2 コレクタ装置のIPアドレスを192.1.1.12に指定します。
3 コレクタ装置として2048パケット毎にトラフィックをモニタします。
4,5 インタフェース1/1〜1/4に対してsFlow統計によるトラフィックモニタを行います。
6 sflowモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置>
sflow yes 
  destination 192.1.1.12
  sample 2048      (注1)
  port 1/1-4

(注1)
運用コマンドshow sflowで「Dropped sFlow samples:」の値が増えないようにサンプリング間隔の値を設定してください。サンプリング間隔の目安は「18.1.2 回線速度によるサンプリング間隔設定例」または「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 sflow(sFlow統計)」を参照してください。

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