コンフィグレーションガイド

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7.3.8　マルチプルスパニングツリー（MSTリージョンによるネットワーク分割）の設定

＜この項の構成＞
(1)　設定内容の概要
(2)　構成図と設定条件
(3)　コンフィグレーション例

(1)　設定内容の概要

三つのMSTリージョンからなるマルチプルスパニングツリーを構築し，ネットワークを分割するための設定例を示します。

(2)　構成図と設定条件

［構成図］

図7-21　構成図

[図データ]

［設定条件］
  1. 各装置にマルチプルスパニングツリーを設定します。
  2. 本装置A，本装置B，本装置Cが同一MSTリージョン，本装置D，本装置E，本装置Fが同一MSTリージョン，本装置G，本装置H，本装置Iが同一MSTリージョンとなるように設定します。
  3. MSTインスタンス0だけで運用します。

(3)　コンフィグレーション例

［コマンドによる設定］

＜本装置A＞
 1    (config)# vlan 30,40
      [vlan 30,40]
 2    (config)# tagged-port 0/0-3
      [vlan 30,40]
 3    (config)# exit
 4    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
 5    (config)# name floor1
      [spanning-tree mst]
 6    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
 7    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
 8    (config)# bridge-priority 4096
      [spanning-tree mst instance 0]
 9    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
10    (config)# exit

表7-36　本装置Aのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30，VLAN40を定義します。
2 VLAN30，VLAN40のTaggedポートとしてポート0/0，0/1，0/2，0/3を割り当てます。
3 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
4，5 リージョン名称にfloor1を設定します。
6 リビジョン番号に100を設定します。
7，8 本装置をCISTとしてまたIST（MSTインスタンス0）内でのルートブリッジとするために，ブリッジ優先度に4096を設定します。
9 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
10 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置B＞
 1    (config)# vlan 30
      [vlan 30]
 2    (config)# tagged-port 1/0-1
      [vlan 30]
 3    (config)# untagged-port 1/3
      [vlan 30]
 4    (config)# exit
 5    (config)# vlan 40
      [vlan 40]
 6    (config)# tagged-port 1/0-1
      [vlan 40]
 7    (config)# untagged-port 1/2
      [vlan 40]
 8    (config)# exit
 9    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
10    (config)# name floor1
      [spanning-tree mst]
11    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
12    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
13    (config)# bridge-priority 12288
      [spanning-tree mst instance 0]
14    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
15    (config)# exit

表7-37　本装置Bのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30を定義します。
2 VLAN30のTaggedポートとしてポート1/0，1/1を割り当てます。
3 VLAN30のUntaggedポートとしてポート1/3を割り当てます。
4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 ポートVLAN40を定義します。
6 VLAN40のTaggedポートとしてポート1/0，1/1を割り当てます。
7 VLAN40のUntaggedポートとしてポート1/2を割り当てます。
8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
9，10 リージョン名称にfloor1を設定します。
11 リビジョン番号に100を設定します。
12，13 本装置をIST（MSTインスタンス0）内での指定ブリッジとするために，ブリッジ優先度に12288を設定します。
14 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
15 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置C＞
 1    (config)# vlan 30
      [vlan 30]
 2    (config)# tagged-port 2/0-1,4
      [vlan 30]
 3    (config)# untagged-port 2/3
      [vlan 30]
 4    (config)# exit
 5    (config)# vlan 40
      [vlan 40]
 6    (config)# tagged-port 2/0-1,4
      [vlan 40]
 7    (config)# untagged-port 2/2
      [vlan 40]
 8    (config)# exit
 9    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
10    (config)# name floor1
      [spanning-tree mst]
11    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
12    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
13    (config)# bridge-priority 32768
      [spanning-tree mst instance 0]
14    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
15    (config)# exit

表7-38　本装置Cのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30を定義します。
2 VLAN30のTaggedポートとしてポート2/0，2/1，2/4を割り当てます。
3 VLAN30のUntaggedポートとしてポート2/3を割り当てます。
4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 ポートVLAN40を定義します。
6 VLAN40のTaggedポートとしてポート2/0，2/1，2/4を割り当てます。
7 VLAN40のUntaggedポートとしてポート2/2を割り当てます。
8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
9，10 リージョン名称にfloor1を設定します。
11 リビジョン番号に100を設定します。
12，13 本装置をIST（MSTインスタンス0）内での指定ブリッジとするために，ブリッジ優先度に32768を設定します。
14 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
15 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置D＞
 1    (config)# vlan 30,40
      [vlan 30,40]
 2    (config)# tagged-port 0/0-3
      [vlan 30,40]
 3    (config)# exit
 4    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
 5    (config)# name floor2
      [spanning-tree mst]
 6    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
 7    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
 8    (config)# bridge-priority 8192
      [spanning-tree mst instance 0]
 9    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
10    (config)# exit

表7-39　本装置Dのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30，VLAN40を定義します。
2 VLAN30，VLAN40のTaggedポートとしてポート0/0，0/1，0/2，0/3を割り当てます。
3 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
4，5 リージョン名称にfloor2を設定します。
6 リビジョン番号に100を設定します。
7，8 本装置をIST（MSTインスタンス0）内でのルートブリッジとするために，ブリッジ優先度に8192を設定します。
9 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
10 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置E＞
 1    (config)# vlan 30
      [vlan 30]
 2    (config)# tagged-port 1/0-1,4
      [vlan 30]
 3    (config)# untagged-port 1/3
      [vlan 30]
 4    (config)# exit
 5    (config)# vlan 40
      [vlan 40]
 6    (config)# tagged-port 1/0-1,4
      [vlan 40]
 7    (config)# untagged-port 1/2
      [vlan 40]
 8    (config)# exit
 9    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
10    (config)# name floor2
      [spanning-tree mst]
11    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
12    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
13    (config)# bridge-priority 12288
      [spanning-tree mst instance 0]
14    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
15    (config)# exit

表7-40　本装置Eのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30を定義します。
2 VLAN30のTaggedポートとしてポート1/0，1/1，1/4を割り当てます。
3 VLAN30のUntaggedポートとしてポート1/3を割り当てます。
4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 ポートVLAN40を定義します。
6 VLAN40のTaggedポートとしてポート1/0，1/1，1/4を割り当てます。
7 VLAN40のUntaggedポートとしてポート1/2を割り当てます。
8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
9，10 リージョン名称にfloor2を設定します。
11 リビジョン番号に100を設定します。
12，13 本装置をIST(MSTインスタンス0)内での指定ブリッジとするために，ブリッジ優先度に12288を設定します。
14 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
15 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置F＞
 1    (config)# vlan 30
      [vlan 30]
 2    (config)# tagged-port 2/0-1
      [vlan 30]
 3    (config)# untagged-port 2/3
      [vlan 30]
 4    (config)# exit
 5    (config)# vlan 40
      [vlan 40]
 6    (config)# tagged-port 2/0-1
      [vlan 40]
 7    (config)# untagged-port 2/2
      [vlan 40]
 8    (config)# exit
 9    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
10    (config)# name floor2
      [spanning-tree mst]
11    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
12    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
13    (config)# bridge-priority 32768
      [spanning-tree mst instance 0]
14    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
15    (config)# exit

表7-41　本装置Fのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30を定義します。
2 VLAN30のTaggedポートとしてポート2/0，2/1を割り当てます。
3 VLAN30のUntaggedポートとしてポート2/3を割り当てます。
4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 ポートVLAN40を定義します。
6 VLAN40のTaggedポートとしてポート2/0，2/1を割り当てます。
7 VLAN40のUntaggedポートとしてポート2/2を割り当てます。
8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
9，10 リージョン名称にfloor2を設定します。
11 リビジョン番号に100を設定します。
12，13 本装置をIST（MSTインスタンス0）内での指定ブリッジとするために，ブリッジ優先度に32768を設定します。
14 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
15 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置G＞
 1    (config)# vlan 30,40
      [vlan 30,40]
 2    (config)# tagged-port 0/0-3
      [vlan 30,40]
 3    (config)# exit
 4    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
 5    (config)# name floor3
      [spanning-tree mst]
 6    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
 7    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
 8    (config)# bridge-priority 12288
      [spanning-tree mst instance 0]
 9    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
10    (config)# exit

表7-42　本装置Gのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30，VLAN40を定義します。
2 VLAN30，VLAN40のTaggedポートとしてポート0/0，0/1，0/2，0/3を割り当てます。
3 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
4，5 リージョン名称にfloor3を設定します。
6 リビジョン番号に100を設定します。
7，8 本装置をIST（MSTインスタンス0）内でのルートブリッジとするために，ブリッジ優先度に12288を設定します。
9 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
10 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置H＞
 1    (config)# vlan 30
      [vlan 30]
 2    (config)# tagged-port 1/1,3
      [vlan 30]
 3    (config)# untagged-port 1/0
      [vlan 30]
 4    (config)# exit
 5    (config)# vlan 40
      [vlan 40]
 6    (config)# tagged-port 1/1,3
      [vlan 40]
 7    (config)# untagged-port 1/2
      [vlan 40]
 8    (config)# exit
 9    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
10    (config)# name floor3
      [spanning-tree mst]
11    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
12    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
13    (config)# bridge-priority 16384
      [spanning-tree mst instance 0]
14    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
15    (config)# exit

表7-43　本装置Hのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30を定義します。
2 VLAN30のTaggedポートとしてポート1/1，1/3を割り当てます。
3 VLAN30のUntaggedポートとしてポート1/0を割り当てます。
4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 ポートVLAN40を定義します。
6 VLAN40のTaggedポートとしてポート1/1，1/3を割り当てます。
7 VLAN40のUntaggedポートとしてポート1/2を割り当てます。
8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
9，10 リージョン名称にfloor3を設定します。
11 リビジョン番号に100を設定します。
12，13 本装置をIST（MSTインスタンス0）内での指定ブリッジとするために，ブリッジ優先度に16384を設定します。
14 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
15 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

＜本装置I＞
 1    (config)# vlan 30
      [vlan 30]
 2    (config)# tagged-port 2/1,3
      [vlan 30]
 3    (config)# untagged-port 2/0
      [vlan 30]
 4    (config)# exit
 5    (config)# vlan 40
      [vlan 40]
 6    (config)# tagged-port 2/1,3
      [vlan 40]
 7    (config)# untagged-port 2/2
      [vlan 40]
 8    (config)# exit
 9    (config)# spanning-tree mst
      [spanning-tree mst]
10    (config)# name floor3
      [spanning-tree mst]
11    (config)# revision 100
      [spanning-tree mst]
12    (config)# instance 0
      [spanning-tree mst instance 0]
13    (config)# bridge-priority 32768
      [spanning-tree mst instance 0]
14    (config)# exit
      [spanning-tree mst]
15    (config)# exit

表7-44　本装置Iのコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLAN30を定義します。
2 VLAN30のTaggedポートとしてポート2/1，2/3を割り当てます。
3 VLAN30のUntaggedポートとしてポート2/0を割り当てます。
4 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
5 ポートVLAN40を定義します。
6 VLAN40のTaggedポートとしてポート2/1，2/3を割り当てます。
7 VLAN40のUntaggedポートとしてポート2/2を割り当てます。
8 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
9，10 リージョン名称にfloor3を設定します。
11 リビジョン番号に100を設定します。
12，13 本装置をIST（MSTインスタンス0）内での指定ブリッジとするために，ブリッジ優先度に32768を設定します。
14 spanning-tree mst instanceサブコマンドモードからspanning-tree mstサブコマンドモードに戻ります。
15 spanning-tree mstサブコマンドモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

［コンフィグレーションの表示］

＜本装置A＞
(config)# show vlan
vlan 30
  tagged-port 0/0-3
!
vlan 40
  tagged-port 0/0-3
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor1
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 4096

＜本装置B＞
(config)# show vlan
vlan 30
  untagged-port 1/3
  tagged-port 1/0-1
!
vlan 40
  untagged-port 1/2
  tagged-port 1/0-1
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor1
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 12288

＜本装置C＞
(config)# show vlan
vlan 30
  untagged-port 2/3
  tagged-port 2/0-1,4
!
vlan 40
  untagged-port 2/2
  tagged-port 2/0-1,4
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor1
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 32768

＜本装置D＞
(config)# show vlan
vlan 30
  tagged-port 0/0-3
!
vlan 40
  tagged-port 0/0-3
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor2
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 8192

＜本装置E＞
(config)# show vlan
vlan 30
  untagged-port 1/3
  tagged-port 1/0-1,4
!
vlan 40
  untagged-port 1/2
  tagged-port 1/0-1,4
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor2
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 12288

＜本装置F＞
(config)# show vlan
vlan 30
  untagged-port 2/3
  tagged-port 2/0-1
!
vlan 40
  untagged-port 2/2
  tagged-port 2/0-1
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor2
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 32768

＜本装置G＞
(config)# show vlan
vlan 30
  tagged-port 0/0-3
!
vlan 40
  tagged-port 0/0-3
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor3
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 12288

＜本装置H＞
(config)# show vlan
vlan 30
  untagged-port 1/0
  tagged-port 1/1,3
!
vlan 40
  untagged-port 1/2
  tagged-port 1/1,3
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor3
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 16384

＜本装置I＞
(config)# show vlan
vlan 30
  untagged-port 2/0
  tagged-port 2/1,3
!
vlan 40
  untagged-port 2/2
  tagged-port 2/1,3
!
(config)# show spanning-tree mst
spanning-tree mst
  name floor3
  revision 100
  instance 0
    bridge-priority 32768

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