コンフィグレーションガイド

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7.2.1 ダイナミックエントリに関する設定(基本)

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

ダイナミックエントリに関して,エージング時間の設定とMACアドレス学習抑止の設定を行う例を示します。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図7-10 構成図

[図データ]

[設定条件]
  1. 装置としてのデフォルトエージング時間を300秒から600秒に変更します。
  2. VLAN 100のエージング時間を60秒,VLAN200のエージング時間を無限(エージングなし)に設定します。
  3. VLAN300はMACアドレス学習を抑止します。
上記の設定で各VLANのエージング時間は,
VLAN 100:60秒
VLAN200:無限(エージングなし)
VLAN300:MACアドレス学習抑止
VLAN400:600秒
となります。

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置>
 1    (config)# fdb
      [fdb]
 2    (config)# aging-time 600 system
      [fdb]
 3    (config)# aging-time 60 vlan 100
      [fdb]
 4    (config)# aging-time 0 vlan 200
      [fdb]
 5    (config)# disable-learning vlan 300
      [fdb]
 6    (config)# exit

表7-13 本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1,2 装置としてのデフォルトエージング時間を300秒から600秒に変更します。
fdbモードに移行します。
3 VLAN ID 100に関するエージング時間を60秒に設定します。
4 VLAN ID 200に関するエージング時間をエージングなしに設定します。
5 VLAN ID 300はMACアドレスの学習抑止を設定します。
6 fdbモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置>
fdb
  aging-time 0 vlan 200
  aging-time 60 vlan 100
  aging-time 600 system
  disable-learning vlan 300

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