コンフィグレーションガイド
- <この項の構成>
- (1) 設定内容の概要
- (2) 構成図と設定条件
- (3) コンフィグレーション例
(1) 設定内容の概要
ダイナミックエントリに関して,エージング時間の設定とMACアドレス学習抑止の設定を行う例を示します。
(2) 構成図と設定条件
- [構成図]
図7-10 構成図
- [設定条件]
- 装置としてのデフォルトエージング時間を300秒から600秒に変更します。
- VLAN 100のエージング時間を60秒,VLAN200のエージング時間を無限(エージングなし)に設定します。
- VLAN300はMACアドレス学習を抑止します。
- 上記の設定で各VLANのエージング時間は,
- VLAN 100:60秒
- VLAN200:無限(エージングなし)
- VLAN300:MACアドレス学習抑止
- VLAN400:600秒
- となります。
(3) コンフィグレーション例
- [コマンドによる設定]
- <本装置>
1 (config)# fdb [fdb] 2 (config)# aging-time 600 system [fdb] 3 (config)# aging-time 60 vlan 100 [fdb] 4 (config)# aging-time 0 vlan 200 [fdb] 5 (config)# disable-learning vlan 300 [fdb] 6 (config)# exit表7-13 本装置のコンフィグレーション解説
解説番号 解説 1,2 装置としてのデフォルトエージング時間を300秒から600秒に変更します。
fdbモードに移行します。3 VLAN ID 100に関するエージング時間を60秒に設定します。 4 VLAN ID 200に関するエージング時間をエージングなしに設定します。 5 VLAN ID 300はMACアドレスの学習抑止を設定します。 6 fdbモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。
- [コンフィグレーションの表示]
- <本装置>
fdb aging-time 0 vlan 200 aging-time 60 vlan 100 aging-time 600 system disable-learning vlan 300
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