コンフィグレーションガイド

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7.1.5 アップリンクブロックの設定

<この項の構成>
(1) 設定内容の概要
(2) 構成図と設定条件
(3) コンフィグレーション例

(1) 設定内容の概要

アップリンクブロック機能を設定する例を示します。LANスイッチA-B間でGSRPなどの冗長機能を利用している場合に,A-B間の通信をブロックします。

(2) 構成図と設定条件

[構成図]

図7-5 構成図

[図データ]

[設定条件]
  1. 本装置にアップリンクブロック機能を設定します。
  2. LANスイッチAとLANスイッチBの間の中継をブロックします。

(3) コンフィグレーション例

[コマンドによる設定]

<本装置>
 1    (config)# vlan 100
      [vlan 100]
 2    (config)# untagged-port 0/0-4
      [vlan 100]
 3    (config)# uplink-block
      [vlan 100]
 4    (config)# block-port 0/0-1
      [vlan 100]
 5    (config)# exit

表7-7 本装置のコンフィグレーション解説

解説番号 解説
1 ポートVLANとしてVLAN ID 100を定義します。
vlanモードに移行します。
2 ポート0/0,0/1,0/2,0/3,0/4をUntaggedポートに設定します。
3 当該VLANに関してアップリンクブロック機能を設定します。
4 ブロックポートとして0/0-1を設定します。
5 vlanモードからグローバルコンフィグモードに戻ります。

[コンフィグレーションの表示]

<本装置>
vlan 100
  untagged-port 0/0-4
  uplink-block
  block-port 0/0-1

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