MIBレファレンス

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3.5.5　axrFlowQosStatsグループ

＜この項の構成＞
(1)　識別子
(2)　実装仕様

(1)　識別子

 
axrFlow  OBJECT IDENTIFIER ::= {axrMib 8}
 
axrFlowQosStats     OBJECT IDENTIFIER ::= {axrFlow 6}
オブジェクトID値　1.3.6.1.4.1.21839.2.1.1.8.6

(2)　実装仕様

axrFlowQosStatsグループの実装仕様を次の表に示します。

表3-19　axrFlowQosStatsの実装仕様

項番 オブジェクト識別子 SYNTAX アク
セス		 実装仕様 実装
有無
1 axrFlowQosStatsInTable
{axrFlowQosStats 1}		 SEQUENCE OF axrFlowQosStatsInEntry NA 通常フロー検出条件に一致した統計情報のテーブル情報 ●
2 axrFlowQosStatsInEntry
{axrFlowQosStatsInTable 1}		 axrFlowQosStatsInEntry NA 通常フロー検出条件に一致した統計情報に関するエントリ
[index]
{axrFlowQosStatsInifIndex, axrFlowQosStatsInifIndexType, axrFlowQosStatsInListNumber}		 ●
3 axrFlowQosStatsInifIndex
{axrFlowQosStatsInEntry 1}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(ifIndexと同じ)を示します。 ●
4 axrFlowQosStatsInifIndexType
{axrFlowQosStatsInEntry 2}		 INTEGER NA インタフェースのタイプを示します。
  • 物理ポート番号指定：(1)
  • インタフェース名称指定：(2)
(2)固定		 ●
5 axrFlowQosStatsInListNumber
{axrFlowQosStatsInEntry 3}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(リスト番号)を示します。
リスト番号(IPv4):1〜20,000および1,000,001〜5,000,000
リスト番号(IPv6):40,001〜60,000および6,000,001〜10,000,000
MACヘッダ条件だけ指定された場合は,IPv4およびIPv6という区別はなく優先順位だけを示します。		 ●
6 axrFlowQosStatsInHitPackets
{axrFlowQosStatsInEntry 4}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致したパケット数を示します。
(帯域制御機能使用時は無効(0))		 ●※
7 axrFlowQosStatsInMaxOverPackets
{axrFlowQosStatsInEntry 5}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最大契約帯域に違反したパケット数を示します。
(最大帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
8 axrFlowQosStatsInMaxUnderPackets
{axrFlowQosStatsInEntry 6}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最大契約帯域を遵守したパケット数を示します。
(最大帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
9 axrFlowQosStatsInMinOverPackets
{axrFlowQosStatsInEntry 7}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最低契約帯域に違反したパケット数を示します。
(最低帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
10 axrFlowQosStatsInMinUnderPackets
{axrFlowQosStatsInEntry 8}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最低契約帯域を遵守したパケット数を示します。
(最低帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
11 axrFlowQosStatsInPremTable
{axrFlowQosStats 2}		 SEQUENCE OF axrFlowQosStatsInPremEntry NA 重要フロー検出条件に一致した統計情報のテーブル情報
(重要フロー検出条件が未設定の場合，テーブル情報を表示しません)		 ●
12 axrFlowQosStatsInPremEntry
{axrFlowQosStatsInPremTable 1}		 axrFlowQosStatsInPremEntry NA 重要フロー検出条件に一致した統計情報に関するエントリ
[index]
{axrFlowQosStatsInPremifIndex, axrFlowQosStatsInPremifIndexType, axrFlowQosStatsInPremListNumber}		 ●
13 axrFlowQosStatsInPremifIndex
{axrFlowQosStatsInPremEntry 1}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(ifIndexと同じ)を示します。 ●
14 axrFlowQosStatsInPremifIndexType
{axrFlowQosStatsInPremEntry 2}		 INTEGER NA インタフェースのタイプを示します。
  • 物理ポート番号指定：(1)
  • インタフェース名称指定：(2)
(2)固定		 ●
15 axrFlowQosStatsInPremListNumber
{axrFlowQosStatsInPremEntry 3}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(リスト番号)を示します。
リスト番号(IPv4):1〜20,000および1,000,001〜5,000,000
リスト番号(IPv6):40,001〜60,000および6,000,001〜10,000,000
MACヘッダ条件だけ指定された場合は,IPv4およびIPv6という区別はなく優先順位だけを示します。		 ●
16 axrFlowQosStatsInPremMaxOverPackets
{axrFlowQosStatsInPremEntry 4}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最大契約帯域に違反したパケット数を示します。 ●※
17 axrFlowQosStatsInPremMaxUnderPackets
{axrFlowQosStatsInPremEntry 5}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最大契約帯域を遵守したパケット数を示します。 ●※
18 axrFlowQosStatsInPremMinOverPackets
{axrFlowQosStatsInPremEntry 6}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最低契約帯域に違反したパケット数を示します。 ●※
19 axrFlowQosStatsInPremMinUnderPackets
{axrFlowQosStatsInPremEntry 7}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最低契約帯域を遵守したパケット数を示します。 ●※
20 axrFlowQosStatsOutTable
{axrFlowQosStats 3}		 SEQUENCE OF axrFlowQosStatsOutEntry NA 通常フロー検出条件に一致した統計情報のテーブル情報 ●
21 axrFlowQosStatsOutEntry
{axrFlowQosStatsOutTable 1}		 axrFlowQosStatsOutEntry NA 通常フロー検出条件に一致した統計情報に関するエントリ
[index]
{axrFlowQosStatsOutifIndex, axrFlowQosStatsOutifIndexType, axrFlowQosStatsOutListNumber}		 ●
22 axrFlowQosStatsOutifIndex
{axrFlowQosStatsOutEntry 1}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(ifIndexと同じ)を示します。 ●
23 axrFlowQosStatsOutifIndexType
{axrFlowQosStatsOutEntry 2}		 INTEGER NA インタフェースのタイプを示します。
  • 物理ポート番号指定：(1)
  • インタフェース名称指定：(2)
(2)固定		 ●
24 axrFlowQosStatsOutListNumber
{axrFlowQosStatsOutEntry 3}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(リスト番号)を示します。
リスト番号(IPv4):1〜20,000および1,000,001〜5,000,000
リスト番号(IPv6):40,001〜60,000および6,000,001〜10,000,000
MACヘッダ条件だけ指定された場合は,IPv4およびIPv6という区別はなく優先順位だけを示します。		 ●
25 axrFlowQosStatsOutHitPackets
{axrFlowQosStatsOutEntry 4}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致したパケット数を示します。
(帯域制御機能使用時は無効(0))		 ●※
26 axrFlowQosStatsOutMaxOverPackets
{axrFlowQosStatsOutEntry 5}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最大契約帯域に違反したパケット数を示します。
(最大帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
27 axrFlowQosStatsOutMaxUnderPackets
{axrFlowQosStatsOutEntry 6}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最大契約帯域を遵守したパケット数を示します。
(最大帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
28 axrFlowQosStatsOutMinOverPackets
{axrFlowQosStatsOutEntry 7}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最低契約帯域に違反したパケット数を示します。
(最低帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
29 axrFlowQosStatsOutMinUnderPackets
{axrFlowQosStatsOutEntry 8}		 Counter64 R/O 通常フロー検出条件に一致し最低契約帯域を遵守したパケット数を示します。
(最低帯域制御未使用時は無効(0))		 ●※
30 axrFlowQosStatsOutPremTable
{axrFlowQosStats 4}		 SEQUENCE OF axrFlowQosStatsOutPremEntry NA 重要フロー検出条件に一致した統計情報のテーブル情報
(重要フロー検出条件が未設定の場合，テーブル情報を表示しません)		 ●
31 axrFlowQosStatsOutPremEntry
{axrFlowQosStatsOutPremTable 1}		 axrFlowQosStatsOutPremEntry NA 重要フロー検出条件に一致した統計情報に関するエントリ
[index]
{axrFlowQosStatsOutPremifIndex, axrFlowQosStatsOutPremifIndexType, axrFlowQosStatsOutPremListNumber}		 ●
32 axrFlowQosStatsOutPremifIndex
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 1}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(ifIndexと同じ)を示します。 ●
33 axrFlowQosStatsOutPremifIndexType
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 2}		 INTEGER NA インタフェースのタイプを示します。
  • 物理ポート番号指定：(1)
  • インタフェース名称指定：(2)
(2)固定		 ●
34 axrFlowQosStatsOutPremListNumber
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 3}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(リスト番号)を示します。
リスト番号(IPv4):1〜20,000および1,000,001〜5,000,000
リスト番号(IPv6):40,001〜60,000および6,000,001〜10,000,000
MACヘッダ条件だけ指定された場合は,IPv4およびIPv6という区別はなく優先順位だけを示します。		 ●
35 axrFlowQosStatsOutPremMaxOverPackets
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 4}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最大契約帯域に違反したパケット数を示します。 ●※
36 axrFlowQosStatsOutPremMaxUnderPackets
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 5}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最大契約帯域を遵守したパケット数を示します。 ●※
37 axrFlowQosStatsOutPremMinOverPackets
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 6}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最低契約帯域に違反したパケット数を示します。 ●※
38 axrFlowQosStatsOutPremMinUnderPackets
{axrFlowQosStatsOutPremEntry 7}		 Counter64 R/O 重要フロー検出条件に一致し最低契約帯域を遵守したパケット数を示します。 ●※

注※
MIBで指定したインタフェースのパケット数取得と当該指定インタフェースが属するPRUに対する以下のコンフィグレーションや運用コマンドの操作を同時に行なった場合，オブジェクトの値が「0」を示す場合があります。
  1. コンフィグレーションフローフィルタ情報の追加・削除・変更
  2. コンフィグレーションフローQoS情報の追加・削除・変更
  3. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報を収容する<LA Name>が属するLAに，新たにPRUをまたがるようにaggregated-portを追加した場合，またはPRUをまたがらなくなるようにaggregated-portを削除した場合
  4. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属する<Line Name>の-r指定による削除
  5. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属する<Tag-VLAN Name>の-r指定による削除
  6. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属する<LA Name>の-r指定による削除
  7. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属するIPアドレス情報の-r指定による削除
  8. free pruコマンドを実行してPRUを運用状態にする。

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