MIBレファレンス

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3.5.3　axrFlowFilterStatsグループ

＜この項の構成＞
(1)　識別子
(2)　実装仕様

(1)　識別子

 
axrFlow  OBJECT IDENTIFIER ::= {axrMib 8}
 
axrFlowFilterStats  OBJECT IDENTIFIER ::= {axrFlow 4}
オブジェクトID値　1.3.6.1.4.1.21839.2.1.1.8.4

(2)　実装仕様

axrFlowFilterStatsグループの実装仕様を次の表に示します。

表3-17　axrFlowFilterStatsグループの実装仕様

項番 オブジェクト識別子 SYNTAX アク
セス		 実装仕様 実装
有無
1 axrFlowFilterStatsInTable
{axrFlowFilterStats 1}		 SEQUENCE OF axrFlowFilterStatsInEntry NA フローフィルタ検出条件(Inbound)で指定した動作パラメータ毎の統計情報のテーブル情報 ●
2 axrFlowFilterStatsInEntry
{axrFlowFilterStatsInTable 1}		 axrFlowFilterStatsInEntry NA フローフィルタ検出条件(Inbound)で指定した動作パラメータ毎の統計情報に関するエントリ
[index]
{axrFlowFilterStatsInifIndex, axrFlowFilterStatsInifIndexType, axrFlowFilterStatsInListNumber}		 ●
3 axrFlowFilterStatsInifIndex
{axrFlowFilterStatsInEntry 1}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(ifIndexと同じ)を示します。 ●
4 axrFlowFilterStatsInifIndexType
{axrFlowFilterStatsInEntry 2}		 INTEGER NA インタフェースのタイプを示します。
  • 物理ポート番号指定：(1)
  • インタフェース名称指定：(2)
(2)固定		 ●
5 axrFlowFilterStatsInListNumber
{axrFlowFilterStatsInEntry 3}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(リスト番号)を示します。
リスト番号(IPv4):1〜20,000および1,000,001〜5,000,000
リスト番号(IPv6):40,001〜60,000および6,000,001〜10,000,000
MACヘッダ条件だけ指定された場合は,IPv4およびIPv6という区別はなく優先順位だけを示します。		 ●
6 axrFlowFilterStatsInDropPackets
{axrFlowFilterStatsInEntry 4}		 Counter64 R/O 検出条件に一致し廃棄したパケット数(廃棄パケット数)を示します。
(リストに指定した動作パラメータがDrop(axrFlowFilterInActInfo(1))または検出条件にIPv6 DHCPサーバ機能にてクライアントに配布したプレフィックス(axrFlowFilterInSrcIpOp(7)またはaxrFlowFilterInDestIpOp(7))を指定した場合に有効で無効時は(0)を示します)		 ●※
7 axrFlowFilterStatsInForwardPackets
{axrFlowFilterStatsInEntry 5}		 Counter64 R/O 検出条件に一致し中継したパケット数(中継パケット数)を示します。
(リストに指定した動作パラメータがForward(axrFlowFilterInActInfo(2))の場合に有効で無効時は(0)を示します)		 ●※
8 axrFlowFilterStatsInPolicyRoutedPackets
{axrFlowFilterStatsInEntry 6}		 Counter64 R/O 検出条件に一致しポリシールーティングされたパケット数(中継パケット数)を示します。
(リストに指定した動作パラメータがpolicy(axrFlowFilterInActInfo(3))またはpolicy_group(axrFlowFilterInActInfo(4))の場合に有効で無効時は(0)を示します)		 ●※
9 axrFlowFilterStatsInPolicyMplsRoutedPackets
{axrFlowFilterStatsInEntry 10}
【OP-MPLS】		 Counter64 R/O 検出条件に一致しポリシールーティングされたパケット数(中継パケット数)を示します。
(リストに指定した動作パラメータがpolicy-mpls(axrFlowFilterInActInfo(5))の場合に有効で無効時は(0)を示します)		 ●※
10 axrFlowFilterStatsOutTable
{axrFlowFilterStats 2}		 SEQUENCE OF axrFlowFilterStatsOutEntry NA フローフィルタ検出条件(Outbound)で指定した動作パラメータ毎の統計情報のテーブル情報 ●
11 axrFlowFilterStatsOutEntry
{axrFlowFilterStatsOutTable 1}		 axrFlowFilterStatsOutEntry NA フローフィルタ検出条件(Outbound)で指定した動作パラメータ毎の統計情報に関するエントリ
[index]
{axrFlowFilterStatsOutifIndex, axrFlowFilterStatsOutifIndexType, axrFlowFilterStatsOutListNumber}		 ●
12 axrFlowFilterStatsOutifIndex
{axrFlowFilterStatsOutEntry 1}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(ifIndexと同じ)を示します。 ●
13 axrFlowFilterStatsOutifIndexType
{axrFlowFilterStatsOutEntry 2}		 INTEGER NA インタフェースのタイプを示します。
  • 物理ポート番号指定：(1)
  • インタフェース名称指定：(2)
(2)固定		 ●
14 axrFlowFilterStatsOutListNumber
{axrFlowFilterStatsOutEntry 3}		 INTEGER NA このテーブルのエントリを識別するインデックス値(リスト番号)を示します。
リスト番号(IPv4):1〜20,000および1,000,001〜5,000,000
リスト番号(IPv6):40,001〜60,000および6,000,001〜10,000,000
MACヘッダ条件だけ指定された場合は,IPv4およびIPv6という区別はなく優先順位だけを示します。		 ●
15 axrFlowFilterStatsOutDropPackets
{axrFlowFilterStatsOutEntry 4}		 Counter64 R/O 検出条件に一致し廃棄したパケット数(廃棄パケット数)を示します。
(リストに指定した動作パラメータがDrop(axrFlowFilterOutActInfo(1))または検出条件にIPv6 DHCPサーバ機能にてクライアントに配布したプレフィックス(axrFlowFilterOutSrcIpOp(7)またはaxrFlowFilterOutDestIpOp(7))を指定した場合に有効で無効時は(0)を示します)		 ●※
16 axrFlowFilterStatsOutForwardPackets
{axrFlowFilterStatsOutEntry 5}		 Counter64 R/O 検出条件に一致し中継したパケット数(中継パケット数)を示します。
(リストに指定した動作パラメータがForward(axrFlowFilterOutActInfo(2))の場合に有効で無効時は(0)を示します)		 ●※

注※
MIBで指定したインタフェースのパケット数取得と当該指定インタフェースが属するPRUに対する以下のコンフィグレーションや運用コマンドの操作を同時に行なった場合，オブジェクトの値が「0」を示す場合があります。
  1. コンフィグレーションフローフィルタ情報の追加・削除・変更
  2. コンフィグレーションフローQoS情報の追加・削除・変更
  3. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報を収容する<LA Name>が属するLAに，新たにPRUをまたがるようにaggregated-portを追加した場合，またはPRUをまたがらなくなるようにaggregated-portを削除した場合
  4. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属する<Line Name>の-r指定による削除
  5. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属する<Tag-VLAN Name>の-r指定による削除
  6. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属する<LA Name>の-r指定による削除
  7. コンフィグレーションフローフィルタ情報・フローQoS情報が属するIPアドレス情報の-r指定による削除
  8. free pruコマンドを実行してPRUを運用状態にする。

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