運用ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


8.11.4 EoMPLS(L2-VPN)のサイト間通信の障害

<この項の構成>
(1) EoMPLS(L2-VPN)のサイト間通信の障害切り分け手順
(2) 対向LSRへの非VPN MPLS通信の確認
(3) VC情報を確認する
(4) Targeted LDPセッション状態を確認する
(5) Targeted LDPセッションDownの要因を確認する
(6) static vcコンフィグレーションを確認する
(7) VCラベル,およびTunnel LSPラベルを確認する

(1) EoMPLS(L2-VPN)のサイト間通信の障害切り分け手順

EoMPLS(L2-VPN)のサイト間通信において障害が発生した場合,次の手順に従って,障害切り分けを行ってください。

図8-11 EoMPLS(L2-VPN)通信の障害切り分け手順

[図データ]

(2) 対向LSRへの非VPN MPLS通信の確認

EoMPLS(L2-VPN)通信では,対向LSRのローカルアドレス(BGPピアのIPアドレス)への非VPN MPLS通信が可能である必要があります。「6.9.3 EoMPLS(L2-VPN)通信を確認する (1) 対向LSRへの非VPN MPLS通信の確認」に従って,対向LSRのローカルアドレスに対する出力ラベルを中心に,非VPN MPLS通信を確認してください。

(3) VC情報を確認する

6.9.3 EoMPLS(L2-VPN)通信を確認する (2) EoMPLS(L2-VPN)のVCの状態を確認する」に従って,通信できないサイト間のVCの状態を確認してください。

(4) Targeted LDPセッション状態を確認する

6.9.3 EoMPLS(L2-VPN)通信を確認する (3) Targeted LDPセッション状態を確認する」に従って,Targeted LDPのセッションUp/Downを確認してください。セッションがDownしているならば,「(5) Targeted LDPセッションDownの要因を確認する」へ進んでください。

(5) Targeted LDPセッションDownの要因を確認する

6.9.3 EoMPLS(L2-VPN)通信を確認する (4) Targeted LDPセッションDownの要因を確認する」に従って,Targeted LDPセッションがDownする原因を確認してください。

(6) static vcコンフィグレーションを確認する

static vcコンフィグレーションを確認してください。コンフィグモードに入り,show mpls l2transportコマンドで確認できます。

(7) VCラベル,およびTunnel LSPラベルを確認する

6.9.3 EoMPLS(L2-VPN)通信を確認する (5) VCラベル,およびTunnel LSPラベルを確認する」に従って,EoMPLS(L2-VPN)に関わるラベル情報を確認してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c) 2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.