解説書 Vol.2
本装置のsFlowエージェントは,(1)受信パケット(フレーム)をユーザ指定の割合でサンプルし,(2)サンプルしたパケット情報とインタフェース統計をsFlowパケットのフォーマットに整形して,(3)ユーザ指定のコレクタ装置に送付する機能があります。sFlow統計ではサンプルしたパケット情報のことをフローサンプル,インタフェース統計をカウンタサンプルと呼びます。
コレクタ装置に通知するフォーマットはRFC3176で規定されています。sFlowパケットのフォーマットを次の図に示します。
- <この項の構成>
- (1) sFlowヘッダ
(1) sFlowヘッダ
sFlowヘッダへ設定される内容を次の表に示します。
設定項目 説明 サポート バージョン番号 sFlowパケットのバージョン(バージョン2,4サポート) ○ アドレスタイプ sFlowエージェントのIPタイプ(IPv4=1, IPv6=2) ○ エージェントIPアドレス sFlowエージェントのIPアドレス ○ シーケンス番号 sFlowパケットの生成ごとに増加する番号 ○ 生成時刻 現在の時間(装置の起動時からのミリセカンド) ○ サンプル数 この信号に含まれるサンプル(フロー・カウンタ)したパケット数(「図8-4 sFlowパケットフォーマット」の例ではn+mが設定されます) ○ (凡例) ○:サポートする
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