解説書 Vol.1
- <この項の構成>
- (1) 収容条件の確認
- (2) OSPF,OSPFv3グレースフル・リスタート失敗時の確認
(1) 収容条件の確認
1個のPRUに対して,推奨収容条件を超えてBFD機能を設定していないか確認してください。収容条件については,「3.2.1 AX7800Rの収容条件【AX7800R】 (9) BFD【OP-BFD】」の「BFDの収容条件」を参照してください。推奨収容条件を超えてBFD機能を設定した場合,筐体またはネットワークの負荷状況によってはBFDセッションが確立しないことがあります。また,確立してもBFDセッション状態がUp/Downを繰り返すことがあります。
(2) OSPF,OSPFv3グレースフル・リスタート失敗時の確認
OSPF/OSPFv3でBFD機能を使用している際にOSPF/OSPFv3のグレースフル・リスタートが失敗した場合,その要因がBFDセッション状態のDownへの遷移によるものではないことを確認してください。
運用コマンドshow loggingを実行して,ログの出力順を確認してください。次の順で出力されていた場合,OSPF/OSPFv3のグレースフル・リスタートの失敗によってBFDセッション状態がDownになったことを示します。
- OSPF/OSPFv3のセッションDownのログ
- BFDセッション状態がDownに遷移したログ
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