運用コマンドレファレンス Vol.2
set web-authentication html-filesコマンドで登録したWeb認証の画面,メッセージおよびアイコンを削除し,デフォルトに戻します。
[入力形式]
clear web-authentication html-files [-f]
[入力モード]
装置管理者モード
[パラメータ]
- -f
- 確認メッセージを出力しないで,画面,メッセージおよびアイコンを削除します。
- 本パラメータ省略時の動作
- 確認メッセージを出力します。
[実行例]
- 登録したhtmlファイルの削除の実行例を次に示します。
# clear web-authentication html-files Would you wish to clear registered html-files and initialize? (y/n):y Clear complete.
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表6-25 clear web-authentication html-filesコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't clear because it is default now. すでにデフォルト状態のため,ファイルを削除できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 Can't execute this command in standby system. 本コマンドは待機系システムでは実行できません。 Clear operation failed. ファイルの削除に失敗しました。 Clear operation on standby system failed (active system succeeded). 運用系システムでの削除は成功しましたが,待機系システムでの削除に失敗しました。
[注意事項]
- 本コマンドは,Web認証のコンフィグレーションコマンド設定の有無にかかわらず実行できます。
- 二重化運用時に本コマンドを実行すると,待機系システムでもset web-authentication html-filesで登録したファイルが削除されます。また,synchronizeコマンドで運用系システムと待機系システムの情報の同期を取った場合も,待機系システムに反映されます。
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