運用コマンドレファレンス Vol.2
show qos queueing to-cpuコマンド指定で表示するすべてのキュー統計を0クリアします。
[入力形式]
AX6700Sの場合 clear qos queueing to-cpu [<bsu no.>] AX6600Sの場合 clear qos queueing to-cpu [<csu no.>] AX6300Sの場合 clear qos queueing to-cpu
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <bsu no.>【AX6700S】
- BSU番号を指定します。
- 指定できるBSU番号の範囲は,1〜3です。本パラメータは次の場合に指定できます。
- ディストリビューション送信キューを0クリアする場合
- BSUの負荷分散方式が送信元MACアドレスごとの振り分けの場合,ディストリビューション受信キューを0クリアするとき
- なお,BSUの負荷分散方式がポートごとの振り分けの場合,ディストリビューション受信キューを0クリアするときは,指定したBSU番号は無視され,<port list>がくくりつけられているBSU番号の統計情報を0クリアします。
- 本パラメータ省略時の動作
- 搭載する全BSUの統計情報を0クリアします。
- <csu no.>【AX6600S】
- CSU番号を指定します。
- 指定できるCSU番号の範囲は,1〜2です。本パラメータは次の場合に指定できます。
- CPUへの送信キューを0クリアする場合
- 本パラメータ省略時の動作
- 搭載する全CSUの統計情報を0クリアします。
- すべてのパラメータ省略時の動作
- CPUへの送信キューの統計情報を0クリアします。
[実行例]
- CPUの統計情報を0クリアする実行例を次に示します。
図4-36 CPUへの統計情報を0クリアした結果
> clear qos queueing to-cpu Date 20XX/09/11 12:00:00 UTC >
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
表4-19 clear qos queueing to-cpuコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute this command in standby system. 本コマンドは待機系システムでは実行できません。 Can't execute. コマンドを実行できません。
active状態のBSU,CSUまたはMSUがありません。一つ以上のBSU,CSUまたはMSUがactive状態であることを確認し再実行してください。
[注意事項]
- 本コマンドを実行すると,axsEtherTxQoSグループのMIB情報も0クリアします。
- 本コマンドを実行すると,show sflowコマンドで表示する廃棄した数(Dropped Que)も0クリアします。
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