コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
- 該当シェーパモード
- すべて
イーサネットインタフェースに対して,ユーザリストを適用して,デフォルトユーザを有効にします。
本コマンドは,該当インタフェースのNIFに対してシェーパモードの設定がない場合,設定できません。また,シェーパ自動設定機能を使用している場合や,シェーパ機能を使用できるポート数の上限を超える場合,本コマンドは設定できません。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- shaper default-user list <user list name>
- 情報の削除
- no shaper default-user
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- list <user list name>
- デフォルトユーザに使用するユーザリスト名称を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
・<user list name>:31文字以内(先頭文字は数字以外)の名前を指定します。
・shaper user-listコマンドで作成済みのユーザリスト名称を指定します。
- 本パラメータ使用時の注意事項
・該当インタフェースに設定しているすべてのユーザとデフォルトユーザの最低帯域の合計値がポート帯域制御値を超える場合は設定できません(該当シェーパモード:[rgq] [llpq1] [llpq2] [llpq4])。
・該当インタフェースに設定しているすべてのユーザとデフォルトユーザの最低帯域と,llrlq1,llrlq2の最大帯域との合計値がポート帯域制御値を超える場合は設定できません(該当シェーパモード:[rgq llrlq] [llpq1 llrlq] [llpq2 llrlq] [llpq4 llrlq])。【AX6700S】【AX6600S】
・指定したユーザリストが,該当インタフェースのNIFに設定されているシェーパモードに適した設定内容になっていない場合,設定できません。詳しい設定内容の制限はユーザリストのコマンドを参照してください。
[コマンド省略時の動作]
該当インタフェースに対してデフォルトユーザを設定しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 階層化シェーパ機能をサポートしていないNIFのインタフェースに対して,本コマンドは設定できません。
[関連コマンド]
shaper nif
shaper user-list
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