コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2
- 該当シェーパモード
- [rgq llrlq] [wgq llrlq] [llpq1 llrlq] [llpq2 llrlq] [llpq4 llrlq]
イーサネットインタフェースに対して,ユーザリストを適用してllrlq1を有効にします。本コマンドは,該当インタフェースのNIFに対して該当シェーパモードの設定がない場合,設定できません。また,シェーパ自動設定機能を使用している場合や,シェーパ機能を使用できるポート数の上限を超える場合,本コマンドは設定できません。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- shaper llrlq1 list <user list name>
- 情報の削除
- no shaper llrlq1
[入力モード]
(config-if)
[パラメータ]
- list <user list name>
- ユーザリスト名称を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
・<user list name>:31文字以内(先頭文字は数字以外)の名前を指定します。
・shaper user-listコマンドで作成済みのユーザリスト名称を指定します。
- 本パラメータ使用時の注意事項
・指定したユーザリストの最大帯域と該当インタフェースに設定されているllrlq2の最大帯域,すべてのユーザ,デフォルトユーザの最低帯域の合計値がポート帯域制御値を超える場合は指定できません(該当シェーパモード:[rgq llrlq] [llpq1 llrlq] [llpq2 llrlq] [llpq4 llrlq])。
・指定したユーザリストの最大帯域と該当インタフェースに設定されているllrlq2の最大帯域の合計値がポート帯域制御値を超える場合は指定できません(該当シェーパモード:[wgq llrlq])。
・指定したユーザリストが,該当インタフェースのNIFに設定されているシェーパモードに適した設定内容になっていない場合,設定できません。詳しい設定内容の制限はユーザリストのコマンドを参照してください。
[コマンド省略時の動作]
該当インタフェースに対してllrlq1を設定しません。
[通信への影響]
設定内容を変更,削除した場合,llrlq1の通信が一時的に切断されます。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 階層化シェーパ機能をサポートしていないNIFのインタフェースに対して,本コマンドは設定できません。
[関連コマンド]
shaper nif
shaper user-list
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