コンフィグレーションガイド Vol.2
CSUを冗長化し,両系のPSPを運用系として使用している場合,パケット転送を行うPSPを分散させることで運用系PSPを効率的に利用します。
パケットを受信するポートごとに振り分け先PSPが決まります。したがって,サーバやルータなどの通信のようにトラフィックが集中するポートは,できるだけ振り分け先PSPが分散するように接続ポートを選択します。これによって,パケット転送を行うPSPの負荷を分散できます。
PSPとNIFの間のパケット転送バスは1PSP当たり1本あり,それぞれの中継バスでパケット転送性能を共有します。
パケット転送性能を共有するポートの組み合わせを次の表に示します。
表19-1 パケット転送性能を共有するポートの組み合わせ
NIFの種類 ポート数 運用系PSP数ごとの
パケット転送性能を共有するポートの組み合わせ1 2 NK1G-24T
NK1G-24S24 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,
13,14,15,16,17,18,19,20,21,
22,23,24)(1,3,5,7,9,11,13,15,17,19,21,23)
(2,4,6,8,10,12,14,16,18,20,22,24)NK1GS-8M 8 (1,2,3,4,5,6,7,8) (1,2,3,4,5,6,7,8)
(なし)NK10G-4RX 4 (1,2,3,4) (1,3)
(2,4)NK10G-4RXA 4 (1,2,3,4) (1,3)
(2,4)NK10G-8RX 8 (1,2,3,4,5,6,7,8) (1,3,5,7)
(2,4,6,8)NK10G-8RXA 8 (1,2,3,4,5,6,7,8) (1,3,5,7)
(2,4,6,8)(凡例)( ):PSPを共有するポートの組み合わせ
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