コンフィグレーションガイド Vol.2

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10.2.3 レガシーモード

このモードでは,認証前VLANをネイティブVLANに,認証後VLANをMAC VLANとして設定しておきます。認証対象端末が認証前は,端末のMACアドレスを認証前VLANに収容していますが,認証が成功すると,認証後VLANに収容します。このため,次に示す設定が必要になります。

<この項の構成>
(1) ローカル認証方式
(2) RADIUS認証方式

(1) ローカル認証方式

内蔵Web認証DBを使用したローカル認証方式の構成を次の図に示します。

図10-6 Web認証システム構成図(ローカル認証方式)

[図データ]

  1. HUB経由で接続されたPCからWebブラウザを起動し,本装置にアクセスします。
  2. 本装置の内蔵Web認証DBに登録されたユーザ情報と,PCから入力されたユーザIDおよびパスワードとの一致を確認する認証を行います。
  3. 認証が成功であれば,認証成功画面をPCに表示し,認証後VLANへ切り替わります。
  4. 認証済みのPCは,認証後VLANのサーバに接続できるようになります。

(2) RADIUS認証方式

RADIUSサーバを使用したRADIUS認証方式の構成を次の図に示します。

図10-7 Web認証システム構成図(RADIUS認証方式)

[図データ]

  1. HUB経由で接続されたPCからWebブラウザを起動し,本装置にアクセスします。
  2. RADIUSサーバに登録されたユーザ情報と,PCから入力されたユーザIDおよびパスワードとの一致を確認する認証を行います。
  3. 認証が成功であれば,認証成功画面をPCに表示し,認証後VLANへ切り替わります。
  4. RADIUSサーバから送られるVLAN IDの情報に従って,認証済みのPCは,認証後VLANのサーバに接続できるようになります。

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