コンフィグレーションガイド Vol.2

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10.2.1 固定VLANモード

固定VLANモードでは,認証対象端末が認証前のときは,MACアドレステーブルに登録されず,接続されたVLAN内へ通信できない状態です。認証が成功すると,端末のMACアドレスをMACアドレステーブルに登録し,VLAN内へ通信できるようになります。

本装置では認証ポートとして次のポートを設定できます。

なお,トランクポートに入ってきたTaggedフレームおよびUntaggedフレームの扱いを次に示します。

 

図10-1 トランクポートの扱い

[図データ]

<この項の構成>
(1) ローカル認証方式
(2) RADIUS認証方式

(1) ローカル認証方式

内蔵Web認証DBを使用したローカル認証方式の構成を次の図に示します。

図10-2 固定VLANモード時のローカル認証方式の構成

[図データ]

  1. HUB経由で接続されたPCからWebブラウザを起動し,本装置にアクセスします。
  2. 本装置の内蔵Web認証DBに登録されたユーザ情報と,PCから入力されたユーザIDおよびパスワードとの一致を確認する認証を行います。
  3. 認証が成功であれば,認証成功画面をPCに表示します。
  4. 認証済みPCは接続されたVLANのサーバに接続できるようになります。

(2) RADIUS認証方式

RADIUSサーバを使用したRADIUS認証方式の構成を次の図に示します。

図10-3 固定VLANモード時のRADIUS認証方式の構成

[図データ]

  1. HUB経由で接続されたPCからWebブラウザを起動し,本装置にアクセスします。
  2. RADIUSサーバに登録されたユーザ情報と,PCから入力されたユーザIDおよびパスワードとの一致を確認する認証を行います。
  3. 認証が成功であれば,認証成功画面をPCに表示します。
  4. 認証済みPCは接続されたVLANのサーバに接続できるようになります。

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