コンフィグレーションガイド Vol.2

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6.7.4 廃棄制御使用時の注意事項

<この項の構成>
(1) ポートのバッファ枯渇によるフレーム廃棄について

(1) ポートのバッファ枯渇によるフレーム廃棄について

ユーザは,該当ポートに割り当てたバッファをキュー番号ごとに共有しています。そのため,1ポート内の多数のユーザに対してフレームのキューイングが同時に発生した場合,共有しているポートのバッファが枯渇することがあります。この場合,バッファを割り当てられないユーザが発生します。該当ユーザに対してはフレームがキューイングできないため,そのユーザの帯域の状態に関係なくフレームの廃棄が発生します。

ユーザとポートのバッファ状態は,show shaperコマンドで確認してください。

このような状況になるおそれのある環境では,より多くのユーザにバッファが割り当てられるように,ユーザごとのバッファ容量を少なくするか,ポートのバッファ容量を多くしてください。

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