コンフィグレーションガイド Vol.2
特定のフローに対してDSCPマッピングによって出力優先度を設定します。
- [設定のポイント]
- フレーム受信時に宛先IPアドレスによってフロー検出を行い,DSCPマッピングによって出力優先度を設定します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# ip qos-flow-list QOS-LIST1
IPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を作成します。本リストを作成することによって,IPv4 QoSフローリストモードに移行します。
- (config-ip-qos)# qos ip any host 192.168.100.10 action dscp-map
192.168.100.10のIPアドレスを宛先とし,DSCPマッピングによって出力優先度を決定するフローリストを設定します。
- (config-ip-qos)# exit
IPv4 QoSフローリストモードからグローバルコンフィグレーションモードに戻ります。
- (config)# interface vlan 20
VLAN20のインタフェースモードに移行します。
- (config-if)# ip qos-flow-group QOS-LIST1 out layer3-forwarding
送信側にレイヤ3中継を対象とするIPv4 QoSフローリスト(QOS-LIST1)を有効にします。
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